2007年2月11日日曜日

魅力ある大学であるために

国立大学も独立法人化され,
魅力ある大学づくりが要求されるようになった。
どうしたら学生の皆さんに,
そして社会に魅力ある大学と思ってもらえるのか。
いろいろ方策はあると思うが,
"大学の魅力"の定義からして,
なかなか難しい問題である。

私が大学に移ってきて3年が過ぎようとしている。
現在,大学の運営について大きな寄与をしているわけではないのだが,
それでも自分でできるところから
魅力ある大学づくりに貢献してみたいと思い立った。
そこで,このブログを立ち上げることにした。

大学の外部の人たちにとって,
内部の学生にとっても
大学の研究室はどのようなところか,
見えにくいところがあると思う。

一昔前の象牙の塔というイメージは無いにしても,
それでも世間とかけ離れた場所という印象がもたれやすい。
信頼ある関係は,まずお互いの理解から始まる。
まずこちらの顔が見えるように情報を発信していきたいと思っている。

私が所属しているのは,
大阪大学大学院工学研究科電気電子情報工学専攻であり,
電力やパワーエレクトロニクスを主な研究対象としている
伊瀬研究室に助教授として籍を置いている。

これから,研究室での生活の紹介や,
講義中に話せなかった雑談などを,
このブログで紹介していくことにして,
皆さんが,工学系の研究室に少しでも魅力を感じてくれよう,
努力していきたいと思っている。

(今後週2~3回を目処に不定期更新の予定です)

0 件のコメント:

コメントを投稿

ネットの書き込みは年寄りばかり

SNSというのは大変面白い。たとえば、テレビでは番組に対する視聴者の反応がわからなかったものが、今ではコメントが書き込まれることによって反応をいくぶん知ることができる。あるいはXなどへの書き込みによって、リアルタイムで感想がタイムラインにあふれることになる。そうした双方向性、即時...