2007年12月14日金曜日

泉岳寺詣でと忠臣蔵

今日は12月14日.
忠臣蔵討ち入りの日とされている.
(もちろん,本来は旧暦なのだけれど)

大学時代,私が所属していた研究室では,
なぜかこの日になると,
赤穂浪士の墓所がある東京高輪の泉岳寺に詣でて,
その後ボーリング大会,飲み会,と進む行事があった.
なぜこの行事が始まったのか,よくわからない.
たぶんS先生の思いつきが始まりだったのだろうと思う.

この日の泉岳寺は大変な混雑となる.
そして線香の煙で境内は真っ白だ.
ゴツゴツ人にぶつかりながらゆっくりと境内・墓所をめぐり,
外へ出てくるとコートが線香臭くなっている.
そうした思い出だけが残っている.

忠臣蔵といわれても正直あまりピンとこない.
NHKの大河ドラマも見ていなかったし,
これまでにそれを題材にした映画も見たことがない.
(なぜか忠臣蔵と言えば流れるあの有名な音楽だけは
すぐに思い出すことができるのだけれど)

暗号で「山」,「川」と合言葉を使ったとされるのだったっけ.
山鹿流陣太鼓が聞こえて討ち入りを知るというくだりも脚色だとか,
四谷怪談も忠臣蔵からみの話だとか,
そうした要らぬ知識はあるけれど,実際どうだったのかがよくわからない.
今度勉強してみようかは思っている.
しかし,その悲しい結末を知っているために,
どうも気が進まないのが正直なところである.

とはいえ,実は,私はNHKラジオで浪曲をたまに聞くのだけれど,
忠臣蔵をテーマにしたものは,やはり面白い.
昔から日本で人気があるのもうなづける.
まずは,堀部安兵衛あたりから手をつけてみようかな.
高田馬場の決闘なんて,面白そうだし.

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