2008年3月1日土曜日

12年後,どうしているのだろう

昨日は,卒業研究発表会だった.
発表の時間管理などの役をやっていたので,
時間がとれずブログの更新ができなかった.
ということで,今日更新.

研究発表会のあとは,
研究室の打ち上げ.
とにかくみんなホッとした顔つきだった.
よかった.

もうこれでしばらく会わない人もいるだろう.
次は3月末の卒業式のときかな.
やっぱり少し寂しい.

今年はなんと博士と修士と学部4年生+とび級3年生で
18名の論文発表がこの研究室からあった.
そのうち13名がこの研究室から去っていく.
また,韓国からの留学生も帰国する.
3月からは研究室もずいぶんと静かになるだろう.

私が研究室を卒業してから12年になる.
ずいぶんと遠くまで来たような気もするし,
いままた大学という職場にいることで,
戻ってきたような気もする.
あの頃,今の自分がこんな風になるなんて,
思いもしなかった.

卒業していく彼らも,この先どうなるかなんて
たぶんわからないだろう.
結局なるようにしかならないのだ.
ただ自分の力で泳ぎ続けることだけしか,
やりようがない.
それだけしかはっきりとしたことはない.

0 件のコメント:

コメントを投稿

言葉が世界を単純化することの副作用

 人間がこれだけの文明を持つに至った理由のひとつは「言葉」を用いることであることは間違いないと思う。「言葉」があれば正確なコミュニケーションができるし、それを表す文字があれば知識を記録として残すことも可能である。また言葉を使えば現実世界には存在しない抽象的な概念(たとえば「民主主...