2008年11月4日火曜日

伝統の力

週末の3連休もなんだかんだと
忙しかった.
特に昨日は地元の祭りということで,
模擬店でやきそばを売っていた.
といっても,私は料理がからきしダメなので,
やきそばのソースを計量していただけなのだけど.
ただ,それでも目が回るように忙しく,
3時間飲まず食わずで働きっぱなしだったことも
あって,本当に疲れた.
おかげで晩のビールが美味しかったこと!

そして連休明けの今日は大学祭の「吹田祭」であった.
なんと今年は電気系教室創立100周年ということで,
記念講演会が開かれた.
たぶん200名以上はいたであろう聴衆を前に,
電気系の歴史と未来への期待を4名の先生方が講演された.

私も恥ずかしながら大阪大学電気系について
初めて知ることが多く,大変勉強になった.
とはいっても,その知識がもちろん陽に
すぐさま研究に役立つわけではないだろう.
しかし,自分の所属する組織のルーツを知るということは,
意外に大切なような気がする.

歴史を知ることでプライドを持つなどというものではないけれど,
綿々と受け継がれた歴史の中で,
それぞれの先生方の思いが今につながっている.
そのことが実感できた.
これが伝統というものなのだろう.

しばしば伝統というものは,
新しいものへの抵抗勢力として敵視される.
しかし,自分の足元を振り返れば,
その基盤はまぎれもなく,その伝統の上に
築かれたものであり,先輩方の業績は,
決して否定されるべきものではない.

伝統がある,ということはそれだけで財産なのだと思う.
私もその伝統に恥じないように,
努力はしたいと思っている.

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