2008年12月18日木曜日

職場にはユーモアを

昨日,気合は精神的限界を超えるための
ものだと書いたのだけれど,
では,職場で限界を超えるためには
何が必要かと考えてみた.

私はずばり「笑いとユーモア」だと思う.

職場も大変な状況が続くと
雰囲気も幾分暗くなったり,
ギスギスものになってくる.
そうなると職場にいくことに
少しずつ抵抗を覚えるようになる.

そこでちょっとしたユーモアを
職場に取り入れる.
欧米では,ユーモアを取り入れることを
会社としてやっているところも多いと聞く.
例えば,その月に誕生日がある人をバカバカしく祝うとか,
水鉄砲で撃ち合う日とか,冗談を言い合う日とか,
そんな感じである.

ちょっとした笑いが職場の雰囲気を変えてくれる.
私も深刻な雰囲気が苦手なタイプである.
周囲が暗くなったりまじめすぎるようになったりすると
つい,くだらない話をしてしまう.
(もちろん,それなりの気遣いは必要だけど(笑))
とりあえず苦笑でもいいから,
みなの口元が緩み,ほっとする時間が必要だ.

人間がパフォーマンスを十分に発揮するためには,
緊張だけではなく,リラックスが必要である.
またユーモアによって心理的なハードルを
下げていくことが必要である.
それによって,ストレスが軽減できる.
全体としては,パフォーマンスがあがり,
いつしか,以前の限界を超えることができると思う.

雰囲気が良い職場には
ユーモアと笑いがあふれているはずである.
楽しく仕事ができれば,
いつの間にか,新しいステージに進んでいることだろう.

私ももっとユーモアに磨きをかけなければ...


2 件のコメント:

  1. 土曜はお疲れ様でした。

    職場で結構限界を超えることを求める・求められることは多いですが、「職場で限界を超えるためには」を真剣に考えて発信してくれる人は少ないですね。そして、それがユーモアであるということは大いに賛成です。

    でも、ユーモアが受け入れられるためにも、重要なのが、存在承認というか、自己肯定感というものだと最近よく感じます。そこで、まずは小さいところから、誕生日を知っていれば、メッセージだけでも贈る。仕事の成果を取り除いても、いいところを認める。

    これを続けると、自分も肯定できるようになるから不思議です。

    来年は、今年よりもユーモアが磨かれるのを楽しみにしていますよ。

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  2. Asano様,こちらこそお世話になっております.

    人の存在を肯定することって,確かに大切だと思います.あんまり考えたことはないんですけれど.ただ,子育てにおいては子供の存在を肯定することは非常に大切だと思っています.大人の世界でも大切なんですね.

    来年はもっとユーモア磨きます(笑).

    Asanoさんのブログも実はこっそり読んでいますョ....

    来年もよろしくお願いいたします.

    返信削除

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