2009年2月16日月曜日

花粉の季節のはじまり

昨日から首の筋が張って頭痛がひどい.
鼻水もでているので風邪かと思ったけれど,
どうも花粉症らしい.
またこの季節がやってきた.

気づけば目もかゆい.
兵庫の山奥に引っ越してからは
ずいぶんと花粉症の症状も緩和されて,
昔に比べれば随分と楽になったのだけれど
この花粉症の季節の始まりのころだけは,
やはりちょっとめげる.

しかし,本当に花粉症は突然その症状が現れるものだと,
感心してしまう.
土曜日には,全然問題なかった.
日曜日になって,起きてみて窓を開けてみると
急に鼻水が出てきた.
また朝から頭痛に悩まされ,
寝違えたのかと思っていた.
それほど,花粉症だと思い当たらなかったのである.

まぁ,私も花粉症歴10年位になるので,
もうあまり驚かないといえば驚かないのだけれど,
昨日まで花粉症などまだまだ先の話だと思っていたのに,
もうこの調子である.
あぁ,なんと人の身体の精妙なことよ.
花粉が空気中を漂うだけで,私の身体は
土曜日までとは全然違う反応をするのである.

花粉という本当に微小な物質の入力で,
人間の身体というシステムには,大きな影響が及ぼされてしまう.
この世の中,こんなに複雑であるのに,こんなに感度が高いシステム,
そうそうないのではないかと思う.

こうしたことには感動するけれど,
クシャン,クシャンと,くしゃみをしながら
仕事をしなければならないのはやっぱりつらい.
少量の花粉でこうなってしまうのだから,
少量の薬で,完治できないものだろうか.
花粉症の特効薬を心待ちにしているのである.




0 件のコメント:

コメントを投稿

言葉が世界を単純化することの副作用

 人間がこれだけの文明を持つに至った理由のひとつは「言葉」を用いることであることは間違いないと思う。「言葉」があれば正確なコミュニケーションができるし、それを表す文字があれば知識を記録として残すことも可能である。また言葉を使えば現実世界には存在しない抽象的な概念(たとえば「民主主...