2010年1月27日水曜日

INPUTの積み重ねが

昨日は,電気学会の「新しい電力・エネルギーシステムの
要素技術協同研究委員会」
に参加するため,
午後から大阪工業大学 大宮キャンパスに行く.
正午まで,講義などがあったのだけれど,
ギリギリ開始時刻の2時に間に合った.
梅田駅から大阪工大まではバスで30分なのだけれど,
大阪大学の研究室から北千里駅まで20分,
北千里から梅田まで35分,
待ち合わせ時間を入れると1時間半は少なくともかかってしまう.
とにかく,阪大吹田キャンパスは遠いのだ.

この協同委員会は第7回目なのだけれど,
出席したのは今回が3回目.
なぜか学校の講義や用事と開催日が重なって,
参加出来ないことが多かった.
前回の出席は,昨年3月に電気学会全国大会とあわせて
北海道大学で開催されたときだから,およそ10ヶ月ぶりとなる.
本当に申し訳なく感じる.

今回は,私からも直流遮断器について発表し,
少しは貢献できたので,ちょっとだけほっとする.
他にも,マイクログリッドや回路シュミレータの開発に関する報告を
聞くことができて,大変興味深かった.
議論の時間が大いに取れて,それなりの収穫もあった.
やはり,なるべく出席したいのだけれど...

そのあとの懇親会においても,いろいろな話を
研究者,技術者のみなさんとすることができて,
大いに参考になったし,刺激になった.
こうして得られた情報は,
すぐに役立つというわけではないかもしれないけれど,
いつかなにかのタネに育つかもしれない.

まずは,こうした機会を大いに利用して,
多くのINPUTを積み重ねることtが大切だ.
それがいつか(1~2年後かもしれないし,あるいは10年後
かもしれないけれど)なにかしらの果実を実らせることが
できるかもしれない.


NO INPUT, NO OUTPUT.

である.
あとはアイデアが成熟するのを待つ.
いやそうではない.
それが成熟するように養分をどんどん与える努力が必要だ.

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