2010年3月26日金曜日

「でんきの礎」JT-60 受賞

もう一週間も経ってしまったのだけれど
先週は,電気学会全国大会に参加した.
シンポジウムで,「新しい配電系統を構築する
パワーエレクトロニクス技術調査専門委員会」の
調査報告を1件する.

その後は恩師のS先生と昼食をご一緒した.
久しぶりにお会いする先生は相変わらずお元気で,
最近のご活躍をお伺いして,驚かされるとともに,
私のアクティビティの低さを心より反省した.
本当に出来の悪い弟子である.
年度が変わるこの時期にこの反省の機会が
訪れたことに感謝しよう...

さて,最近電気学会では,IEEEのMilestones
相当する「でんきの礎」という顕彰を行っている.
これまで,「新幹線システム」や「電気釜」,
電子レンジに使われている「分割陽極
マグネトロン」などが既に顕彰されているが,
今回第4回の選考には,ソニーの「ウォークマン」,
「ノンラッチ形IGBT」などとともに,
「臨界プラズマ試験装置JT-60」が顕彰された.
私も,この電源装置に(少しだけど)関わっていただけに
大変うれしい.
実は,恩師のS先生はこの設計・建設に大きく貢献された方で,,
ふたりで授賞式に参加される日本原子力開発機構の方に
お祝いを述べに参った次第である.

S先生が,

「20年以上にわたり,事故一つなく電源を運転できたことが
ほんとに素晴らしい」

とおっしゃっていた.
(もちろん,設計・建設に携わった方も素晴らしいのだけど)
巨大な電源設備が,過酷な運転条件のもと,
その役割を20年以上を果たすということが
どれほど難しいことか,
こうした設備を管理している人であれば,
理解してもらえるだろう.
私もその仕事に携わることができたので,
少し理解できる.
本当に運転を継続している方々の努力こそ,
賞賛されるべきものであろうと思う.
そうした意味で,この顕彰は本当にうれしいことである.

またなにかを始めることができる,
そんなことを思いながら,新幹線で帰阪した.

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