2010年8月26日木曜日

順番に逝くということ

NHK朝の連続テレビ「ゲゲゲの女房」を
たまに見ることがある.なかなかに面白い.
毎回きっちり見ることが出来ないのが残念.

今朝もちらりとだけ見ることができたのだけれど,
今回は主人公の弟が突然事故死し,
主人公が故郷に帰るという話だった.
小説としては,あまりにも唐突な展開なのだけれど,
これは自伝で,本当にあったことなのだろうから,
それは仕方がない.

しかし,こうして身近な人の死というものが
突然に訪れるのだということを
あらためて(今朝の通勤時間中に)考えた.
明日私が冥途に旅立つことだってあるのだ.

言葉をひとつ思い出した.

「祖死親死子死孫死」

これは,確か仙厓という禅画で有名な僧が,
ある人に頼まれて書いたという言葉である.
頼んだ人は,不吉だと言って怒ったのだけれど,
仙厓いわく,家族が順番通りに死ぬということは
なんと幸せなことか,と.

今朝のドラマでも,父親が,
亡くなってしまった息子に対して,
「親不孝だ」と嘆いていた.

私も親不孝者ではあるけれど,
親より先に逝くという不孝だけは,
したくないものである.
そして,私の子供たちも
そうであって欲しいと切に思う.

2 件のコメント:

  1. 人生、全く違うところから同じようなメッセージが舞い込んでくることがたまにあります。今、まさにそれを感じています。

    死は、みんな例外なく訪れるものなのに、ついつい避けて通ろうとしてしまいます。でも、いずれ全員が迎えるものだとした時、それをいいことでも悪いことでもないとしてみたとき、世界が変わるような気がします。

    そんなメッセージを今たくさん受け取って、来るべき時のための耐性をつけているのかもしれません。

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  2. Asanoさま,コメントどうも有難うございます.

    別の方面からも,このようなお話があったのでしょうか.

    正直,私も死ぬことは考えたくありませんが,身の回りでそのような話を聞くと,いろいろと考えてしまいます.それほど若くもないので,そろそろ準備を始めなければならないということでしょうか.

    村上春樹の「タイランド」(「神の子どもたちはみな踊る」収録)という小説で,「死の準備が必要だ.生と死は等価だ」みたいなことが話に出てきます.特に印象に残っています.

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