2010年9月16日木曜日

100%再生可能エネルギーは可能か

アトランタの街は,
昼は暑く,朝夕は涼しい.
気温は昼間は30度を越えるが,
朝晩は20度位になって肌寒くなる.
半袖では寒いくらいである.
(とはいえ,会場のホテルの部屋は
どこも冷房が効きすぎていて,
半袖では寒いのだけれど)

今朝始めのセッションで
無事発表も終え,ひとまずほっとした.
しかし,英語の発表はやはり難しい.
発表自体も難しいけれど,
質疑応答が一番ドキドキする.
何はともあれ,会場からの質問を
聞き取れるかどうかが問題なのだ.
国際会議ということで,もちろん
いろいろな国からの参加者がいて,
全員が大統領のようなアメリカ式英語を
話すとは限らない.
スペインの人とか,ロシアの人とか,
オランダの人とか,それぞれに
お国訛りがあって,質問が即座に
理解出来ないのである.
(例えば,オランダ人は
ヴォルテージ(電圧)を
フォルテージとよく発音する.
それに気づくのにしばらくかかったことがある)

今回は幸いにして,会場からの3つの質問は
どれも聞き取れ,また簡単に回答できるもの
であったので,助かった.
講演が終わったあとも,5~6人の人たちと
議論することもできたし,
まぁ今回は合格点だったことにしよう.
(発表自体はもっと練習すべきだったが)

夜はRAP Sessionが2つ開かれ,私は,
"Update on Wind Energy Systems"に参加した.
(もうひとつは,"Electrical Systems for
Future Transportation")
参加者はアルコールを片手に(サービスされる)
議論をすることになる.

そこで,出された話題が

"100% 再生可能エネルギーとなることは可能か?"

というもの.
風力発電や太陽光発電などだけで
私たちは必要な電力をすべて得ることが可能か,
ということである.

それにはどれだけの電力貯蔵装置が必要なのだろう?
現在,風力の発電単価が6セント/kWhである
とのことだったが,今後はその導入に必要な
(出力変動を補償することができるだけの)
電力貯蔵装置のコストもそこに加算して
評価すべきなのではないだろうか.

もちろん,現実的には
100%再生可能エネルギーは有り得ず,
他の発電方式とうまく組み合わせて,
私たちは電力を使っていかなければならない.
(もちろんできるだけ効率よく)
どのような状態が最適なのか?
「最適」とは何が最適化されるべきなのか.
このような問題への解を求めることは
とても複雑で,その解自体も時間と共に
変わっていくだろう.

しかし,そうとわかっていても
私たちは考え続けていかなければならない.

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