2011年1月2日日曜日

アイビーで行こう

年末,研究室の学生と話していて
ずいぶんとがっかりしたことに,
私のファッション知識がひどく時代遅れだ,と
思い知らされたことがある.

私は現在,着ているものは,
ユニクロかトップバリューという,
ずいぶんと安価なブランドなのだけれど,
(いやいや,それで十分なのです)
それでも昔はファッション雑誌などを読んで,
いろいろとオシャレをしようと思っていたのだった.
(今はそうした面影は微塵も感じられないかもしれないけれど)

その頃,といっても私が高校生時代だろうか.
私が夢中になったのは「メンズクラブ」だった.
その頃は「ホットドッグプレス」や「メンズノンノ」などが
話題になっていたけれど,私はどうもあのような
着崩したスタイルが好きになれず,
参考にしたのはメンズクラブで紹介されている
アイビー,そしてアメリカントラディショナルである.

その「アイビー」なのだけれど,
私が年末,研究室の学生にその話をしたけれど,
全然知らないという.
オックスフォード地のボタンダウンシャツ,
そしてレジメンタルのタイにカーキのチノパン.
そういったファッションは今は廃れてしまったのだろうか?

いやいや,ブランドで言えば,
ブルックスブラザーズ,J-Press,VANなど
知っているメーカも数多いはず.
でも,現在の若者は「アイビー」という言葉を知らないのだ.

はぁ...(ため息)
メンズクラブの名物記事に「街アイ」というものがあった.
現在も掲載されているのか知らないけれど,
「街アイ」というのは,「街のアイビーリーガーズ」の略で
街行くオシャレな人を写真で撮って紹介する,という
連載である.
今もそうした特集があちらこちらの雑誌にあるけれど,
そうしたものの先駆けなのである.
(私も少しそこに載るのを夢見たことも会ったけれど...(笑))

アメリカのアイビーリーグと呼ばれる大学
(ハーバードとか,イエールとか,コロンビアとか,
8大学くらいあったかな)の学生たちが身につけていた
ファッションをアイビーと呼び,それが日本でも流行したのである.

1960年代にも流行したそうだけれど,
私が知っているのは1980年代の流行.
そのころはヘビーデューティーが流行っていて,
ダウンベストなどを着るのがファッションだった頃だった.

少しカジュアルだけれど,着崩さない.
今だって,アイビーにこだわっている人だって多くいる.
例えば,菅原文太.
彼はメンズクラブのモデルでもあったから,
今でもその着こなしはかっこいい.
小奇麗さがスマートである.
ああしたおじさんに私はなりたいのである.

ユニクロというのは,アイビーにはよく似合う.
廉価であるけれど,きっちりとしたファッションにも通用する.
おじさんはまだまだアイビーでいくのである.

私が可もなく不可もないファッションをしていても,
笑わないように.
精一杯のおしゃれなのかもしれないのだから.

2 件のコメント:

  1. アイビールックは知ってますよ。
    数年前にちょこっと再び流行ったような気が…

    去年1年間お世話になっていながら、三浦先生のファッションがアイビーだったとは気づきませんでした。

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  2. ハハハ.
    これからアイビーで行こう,というだけで,
    これまで特にこだわっていたわけではありません...
    でも,少しはおしゃれを考えてみようかと思うわけです.まぁ,悲しい努力なのかと思いますが.

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