2011年4月4日月曜日

研究者はリアリストでなければいけない.不都合な真実からも目をそらしてはいけない.

なんと,Twitterを再開した.
実は,ECCE2009の際(2009年の秋)に始めてはいたのだけれど,
友達も少ないし(笑),フォローしてくれる人もいないので,
1年半程度休眠していたのだ.
それが,先週からつぶやく気になった.

実は,Twitterは情報収集のために,これまでも
数人かのブロガーやいくつかのHashtagについて
ツイートをずっとのぞいていたのだけれど,
いろいろ見ているうちに,少し腹が立ってきて,
誰も私のつぶやきなど気にしないにしても,
自己満足でいいからつぶやこうと思ったのである.

なにに腹を立てたか,ということなのだけれど,
あまりにも無責任だったり,考え無しで,
誰かを悪者にしようとするつぶやきが多いからなのだ.

経済の分野でもそうである.
なにか不況や不祥事になれば,誰かを「悪」に仕立て上げ,
(とはいうものの,責任はあるのだけれど)
それを叩くことによって,自分たちの鬱憤を晴らそうという
人たちがいる.
自分たちは,線引きされたこちら側で,
被害者として立ち回り,「悪者」を血祭りにあげる.
しかし,彼らは,その悪者を叩くことによって,
自分の身にも火の粉が降りかかってくることを考えない.

また,そうした「悪者」が活躍してきたシステムを
自分たちが支え,またそれに依存してきたことも考えない.

経済なんて,どこかを叩けば,回り回って
自分のところに影響が出てくることなんて,
少し考えればわかることなのに.

電力の分野でも同じことが言えるのではないだろうか.
なぜ太陽光発電や風力,そしてその他の分散電源の
普及が進んでいないか,そこには理由があるはずなのである.
(ネットで検索すれば,すぐにわかるはず.
本当に問題が無ければ,誰かが事業化しているはずなのだ)
決して誰かの陰謀によって,
普及が妨げられているわけではないのだ.


分散電源導入にはコストがかかるのであれば
電気代を高くすればよい,などとも簡単には言えない.
(しかし,そうせざるを得ないだろうけれど.
また太陽光発電では,すでに私たちが
その電力の買い取りコストを広くうすく負担している)
日本の電気料金の高さは,世界でもトップレベルである.
関東の電気料金が今の2倍になったら,
成り立たなくなる企業,工場も多々あるに違いない.
関西,海外などへの他地域への移転が加速していくだろう.
それによって,地域の雇用がどう変化するのか.


省エネや節電のために,生活スタイルを変えれば良い,
というのはたやすい.
確かに私たちの生活や態度は変えていかなければならないだろう.
しかし,今,25%の節電によって,経済活動をはじめとする
私たちの生活にどれだけの影響があるのか,
本当に想像できるならば,軽々しくは言えないのではないか.
工場の生産量が25%落ち,オフィスビルでも成果が25%落ち,
運輸・交通量も25%落ちる.
(まぁ,今回は総量規制ではないので,
努力によって,そこまで落ち込まないだろうけれど)
大変なことになりそうだと,これこそ容易に想像がつく.
経済と一緒で,どこかを叩けば,回り回って
私たちの生活に影響がでるのだ.


電力は,私たちの生活,産業,運輸の基盤だから,
よくよく考えていかなければならない問題なのである.

なのに,誰かを悪者にすることにし,
制裁を加えることによって,
自己満足している人が多いような気がする.
そうした人たちに腹が立つ.
だから,Twitterを始めたのである.


研究者はリアリストでなければならない.
現実には,不都合な真実があるのだ.
それから目をそらさず,興味がある人たちには,
それをわかってもらえるようにしたいと思う.

#と,意気込んで書いてみたはいいけれど,
Twitterには,期待しないでください.
また,個人的なつぶやきも適度に混ぜていきます.
だって,そうでなければ,「つぶやき」じゃないよ.

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