2017年4月1日土曜日

パワーエレクトロニクス・ソフトスイッチング技術に関わる二法則

「幼年期の終わり」,「2001年宇宙の旅」などの作者,アーサー・C・クラークが述べたと言われる3つの法則のうちの第三法則については以前にも紹介した

"Any sufficiently advanced technology is  indistinguishable from magic. "(十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない)

昨年のパワーエレクトロニクス技術の世界最大規模の国際会議ECCEのプレナリーセッションにおいても講演者の一人が上記の法則を講演の最後のスライドで紹介していた.私も以前に書いたとおり,パワーエレクトロニクス技術が行き着くところは,魔法の実現なのだ.

アーサー・C・クラークの3つの法則ほど有名ではないけれど,パワーエレクトロニクス分野においても同様の法則(どちらかというと「マーフィーの法則」に近い)が存在する.今回は,半導体素子のスイッチング損失を低減するために研究されてきたソフトスイッチング技術に関するものを紹介する.

”ソフトスイッチングを実現するために回路を工夫すればするほど回路の効率は下がる”
”ソフトスイッチング技術が導入された回路の効率においてもノーフリーランチ定理が適用される” 

回路の小型化を図るため動作周波数の高周波化が進められ,それに伴うスイッチング損失の増加を抑制するためにソフトスイッチング技術が不可欠となってきているが ,上記二法則はそれは万能ではないということを経験則的に表したものである.今後,ますますこの二法則は広まっていくのであろう.

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