2017年7月31日月曜日

慈眼温容を思い出す.

ふと鏡を見て,眉間にシワを寄せていることに気づく.
どうも最近,心の状態が悪い.呼吸も心なしか浅い.
心の修行が足りないということなのだろう.

自分の最高のパフォーマンスというのは決して過度の緊張から得られるものではない.
真のリラックスこそ必要なものなのだ.

「慈眼温容」

私の合氣道の先生が,その合氣道の先生よりいただいた言葉である.
もう何度もこのブログに書いているけれど.

私もこの言葉をもう一度受け止めて修行していきましょう.

2017年7月27日木曜日

老後の楽しみなんてない

今日,歩いていると後ろで誰かが転んだような音がした.振り返ると柱の向こうに誰かが倒れているようだった.すぐに駆けつけてみるとおばあさんが手で押すカートとともに倒れていた.

幸い,そこは阪大病院の玄関前だったために,すぐに警備員がやってきてトランシーバーで救援を求めてくれた.おばあさんの意識はなく,足が突っ張っていた.いびきをかいていると警備員の一人が言っていたので,脳梗塞かもしれない.

そのうちに看護婦さんがストレッチャーをもって駆けつけてきてくれた.家族の人も気づいて寄ってきてくれて,心配そうに声をかけている.

何十年も生きてきて,人生の最後がこんな感じだったらどうなんだろうと,こうした場面に遭遇すると思ってしまう.今日,こんなことが起こるなんて昨日思うことがあっただろうか.いや,倒れる10秒前にだって,こんなことが起こるなんて思いもしなかったに違いない.

しばらく前から,私は「老後の楽しみ」というものを考えないことにしている.楽しむのであれば今である.私には「老後」なんてないかもしれないのである.

そしてそろそろいつ「向こう」へ旅立ってもいいように準備を始めようと思っている.いわゆる終活である.いつその瞬間が私にもやってくるかわからないのだから.毎瞬間,毎瞬間,ロシアンルーレットで引き金を引いているのと変わりがないかもしれないのだ.

2017年7月26日水曜日

シードル,HardでBitterな.

蒸し暑い日々が続いている.
こんな寝苦しい夜には,キリリと冷えたシードルがピッタリ.それも甘いやつじゃなくて,ビターでからい奴.喉越しがスッキリする.

暑すぎるとビールでさえ口に重たくなる.ビールのコクが濃厚すぎるのだ.
冷たい白ワインもちょっと重い.あの甘みが口の中に残ってしまう.
もちろんビールも白ワインも夏には欠かせない飲み物なのだけれど,暑さも度が過ぎるとどちらも重すぎると感じられるようになる.

そんなときにぴったりなのがシードル.
シードルはあまりメジャーじゃないのだけれど,リンゴの発泡酒である.

私は昔からこのお酒が大好きなのだけれど,20年ほど前にはニッカから発売されているシードルのスイートとドライの2種類しかなかった(少なくとも近所ではその2種類しか売っていなかった).近くのイオンでも昔は売っていたのだけれど,この数年は売棚にその姿を見かけることはなかったように思う.

それが最近,キリンが新たにシードルを販売し始めたようだ.ハード・シードルという名称で,味はドライ.キリリと喉越しもよい.最近ハマって何本も飲んでいる.量は300ml以下でアルコール度数も4.5%なのでちょっとリラックスするのにちょうどいいのである.

夜帰宅し,冷蔵庫を開けてシードルを取り出す.そして栓をあけてビンをラッパ飲みする.これがたまらない.口の中がキューっと締まる.甘くなく,濃厚さもない.蒸し暑い夜にピッタリの飲み物だ.

どうしてシードルはメジャーじゃないのだろうと思っていたけれど,先日ラジオで今年は「来る」と言っていた.ヨーロッパではビールよりも庶民的だという国もあるとか.
ちなみにアメリカやイギリスではシードルはサイダーである.
日本でももっともっといろいろな種類が販売されたらいいのにと思う.

2017年7月25日火曜日

40度以上の気温の中,いかにして人は37度以下の体温を維持しているのか

近年,やはり異常気象なのか,地球温暖化の影響なのか,体温を越える気温,たとえば37度とか39度とか,高温になるというニュースを見聞きする.そのたびに私は疑問に思うことがある.

40度の気温の中で,人はいかにして37度以下の体温を保つのか

ということである.
周囲温度が40度であれば,40度の恒温槽の中にいるようなもので,身体の周囲からは常に熱が侵入してきて,最終的には体温は40度に収束することだろう.

しかし,しばらくの間であれば人間の体温は37度以下の体温を保っていることができる(そうでなければ40度近くの気温の地方ではもっと多数の病人や死者が出ているだろうから).

その原因について考える.

1.熱容量.
物体にはそれぞれ熱容量があり,それは人間の身体にも当然あるから,入熱にしたがって体温が上がっていくけれど,その上昇には時間がかかることになる.その間はそれなりの体温を維持できることになる.

しかし,お風呂の中に落とした氷がいつかは溶けるように,体温もいつかは40度の気温と同一の温度に収束していくはずである.ただ人間の体内には大量の水があり,水の熱容量はたいへんに大きいから,それなりの時間がかかるということなのだろう.温度上昇のカーブをいつか計算してみたいものである.

2.気化熱
40度の周囲温度の環境で,私たちの体温を下げる機構があるとしたならば,それは汗をかくということだろう.その汗は気化するときに身体から熱をうばっていく.このとき奪われる気化熱によって体温が下がることが期待できる(呼吸においても,気道などの体内で気化熱による冷却が行われていると思われる).

しかし,身体の表面積から計算される入熱の大きさを考えると,いったいどれだけの水を身体から蒸発させれば,私たちの身体は37度以下の体温を維持できるのだろうか.いつか計算してみたいけれど,なにかすごい量の水が必要な気がする...

また,気化熱が身体の冷却機構であるならば,周囲の湿度,風況などが大きく影響するはずである.湿度が高ければ汗は乾かないし,逆に風がふけば涼しく感じるのは気化がさかんに行われるからである.一方最悪,お風呂の中にいたならば,熱伝導による熱侵入は大気中よりもはるかに大きいだろうし,汗をかいたとしても気化熱による冷却はお湯からでている首から上の部分でしか働かないはずである.つまり,お風呂に入ってのぼせるのが,熱中症になる最悪のケースということになる.

40度近くの気温の中,熱中症にならないためには大量の水の摂取と,汗をかく工夫が必要だ(運動してはだめだけど)ということなのだろう.こうして考えると,一番楽なのはやっぱりエアコンの風にあたることだということがよく理解できる.


2017年7月24日月曜日

頭痛の原因は...風邪か熱中症か,それが問題だ

昨日,朝,目が覚めると頭痛がした.
疲れがたまっているのかと思い,もう一度寝直す.
午前10時過ぎに目を覚ます.起きるとやはり頭痛がした.
そしてそれは朝よりもひどくなっていた.

風邪なのだろうか.この暑いのに?
そこで,はたと思い立った.もしかして熱中症か?
暑い昼間に,冷房もつけずに寝ていたのだから熱中症の可能性も十分にある.
そう思ってまずは水を飲んだ.
しかし,結局体調は回復せず,また横になった.
そしてまた眠る.暑い中にまた眠ることができたのだから,
結局のところ疲れていたというだけのことなのかもしれない.

原因は結局わからずじまい.
ただ午後からエアコンをつけて冷えた部屋で休んでいると幾分体調が良くなってきた.だから熱中症だったのかもしれない.頭痛持ちの私としては,その原因が熱中症か,風邪か,そしてあるいは脳梗塞か,いつもビクビクしながら過ごしている.そして,今回は,
暑い夏,水分補給の不足が命取りになるかもしれない.ひどい頭痛に耐えながら,本気でそう思った.

2017年7月22日土曜日

ファイナルマスター,師父,The Final Master

先日,テレビでトム・クルーズの「ミッション:インポッシブル2」が放映されているのをチラリと見た.トム・クルーズはまだ若くて,またいつも通り全力疾走していたけれど,どうも私には気乗りがしない映像だった.

なにが違和感があったのかといえば,アクションシーンの人のやられかたである.見事にバレバレのワイヤーアクションであって,カンフー映画を見ているのかと思うくらいである.はっきりいってダサダサである.かっこ悪い.そして,これみよがしに飛び交う白い鳩がウザい.演出がキモい.この鳩を見てこの映画の監督がジョン・ウーであることを思い出した.彼の映画は私とは相性が悪いらしい.

いや,この映画はたぶん2000年くらいの作品だったと思うけれど,このころは香港のフィルム・ノワールなどと言われていて,その頃こんなアクションがはやっていたのかと気づきがっかりした.いまからみると,全然ダメである.フィクションすぎる.「ミッション:インポッシブル」はこのあとのシリーズの方がずっといい.

カンフーアクションは,「マトリックス」シリーズと「グリーディスティニー(Crouching Tiger, Hidden Dragon)」で頂点に達し,その後急速に陳腐化が進んでしまった,と思っている.いまとなっては,人が空を飛んでジャンプするシーンがあったりすると,あまりにもファンタジー過ぎて,すぐにひいちゃうくらいである.それほどカンフー映画は衰退した.

一方,ハリウッドの戦闘アクションは,いかにリアルに見えるかが主流になってきている(もちろん演出はあるのだけれど).「ジェイソン・ボーン」シリーズ,「ジョン・ウィック」シリーズ,そして同じトム・クルーズでも「ジャック・リーチャー」シリーズなどを見れば一目瞭然,実際にある格闘技をベースに,リアルっぽさを追求している(そして華麗さ,「痛そう」さを追求している).フィクションの最たるものの一つであるバットマンでさえ,KFMという格闘技を使っているのだ.そうしたものに目が慣れてしまった私達には,ワイヤーアクションを用いた戦闘シーンなんて白けて見えてしまうのも当然である.

しかし,しかしである.カンフー映画の復権を感じさせる佳作を観てしまった.それは,

ファイナルマスター (師父,The final master)」(2015)

である.監督はシュ・ハオフォン.彼はあの「グランド・マスター」の脚本・武術顧問だったとのこと.どおりで,ストーリーは難解複雑.「グランド・マスター」同様わかりにくい.だから,ストーリーはあまり紹介できないけれど...とりあえずまとめると,

第二次世界大戦前,詠春拳を学んだ最後の熟達者である主人公が天津の町に出てきて,道場を開いて詠春拳を広めようとするのだけれど,弟子を育て天津の道場をいくつも破ることを条件に出される.主人公は天津で妻を娶り,弟子をとり,道場を開くためにいろいろと画策するのだけれど,そのうち軍を巻き込んだ策略に飲み込まれていくというお話.

まず,主人公の佇まいが本当に素晴らしい.リャオ・ファンという役者らしいが,ずいぶん武術を練習されたのだろうと推測される.かなり好印象.ファンになってしまった.調べてみるとベルリン国際映画祭で主演男優賞も受賞している実力派らしい.座っている姿,立っている姿がいい.野望を抱いているが,しかし優しく,そして過去を背負っている,そんな男を正面から演じきっている.

そして奥さん役の人がいい.社会的に差別されている美しい人という設定で,主人公に徐々に惹かれていくところがよく伝わってくる.素敵な女性だ.

他にも天津の武術界の長老やそれを引き継ぐ女性武道家など,芸達者な人たちが作品のクオリティを高めている.

そして特筆すべきはアクションである.たいへんにおもしろい殺陣で,実にリアリティがある.技が速すぎてよく見えなかったりするのだけれど,何度も見直す価値がある映像である.私がカンフー映画に期待するのは,「これだよ,これなんだよ」と指を指して言いたいアクションなのだ.

この映画では徒手格闘ではなく,武器術での戦いがメインなのだけれど,本当にいろいろな武器が出てきて,それを見ているだけで楽しい.そして興味深い.これを監修した人は(監督らしいけれど),よほど幅広い知識をもっていることは間違いない.ちなみに主人公は詠春拳なので八斬刀をメインに使っている.

この映画は,ストーリーよりもアクションを楽しむべき映画なのは間違いないのだけれど,それだけでなく,役者が醸し出している雰囲気,佇まいを楽しむ映画である.そして,カット,撮影法も正統派で,どのシーンも美術的に素晴らしいということもぜひ付け加えておきたい.

★個人的には5点満点中4.8点である(減点は,ストーリーの難しさと,弟子の恋人のダサさで-0.2点)

#舞台の天津というのは武術が盛んで,人々の気がかなり荒かったと言われている

2017年7月20日木曜日

パワエレ動画募集中! --- 電気学会 半導体電力変換技術委員会 コンテスト始まる ---

パワエレ」と聞いて,その内容が思い浮かぶ人は本当に少ないんじゃないかな.「パワエレ」は「パワーエレクトロニクス」の略で,電子工学(エレクトロニクス)で電力(パワー)を制御しようとする工学なのだ.

実は私たちの身の回りはパワーエレクトロニクスであふれていて,たとえばエアコンや冷蔵庫,炊飯器,そしてノートパソコンや携帯電話の充電器など,パワエレが使われていない電気製品なんて見つけるのが難しいくらい.

もちろん発電所から私たちの家庭まで電力を送る「送電」,「配電」という電力分野でも大きな役割を果たしているし,工場のモータの多くはパワエレで制御されている.電車だってそうだし,最近では,電気自動車,ハイブリッド自動車だってパワエレで動いているのだ.

でも「パワエレ」は,だいたい人の目に触れにくいところにある.技術が進めば進むほど,高機能になるけれど,どんどん装置のサイズは小さくなり,重さも軽くなり,ますます人の目から隠れてしまう.縁の下の力持ちといえばかっこいいけれど,正直もう少しだけ陽の当たるところに出てきて,みなさんの注目を浴びてほしかったりする技術なのだ.

そこで,電気学会のパワエレの人たちは考えた.
パワエレの良さ,面白さがわかってもらえる装置を作って,その動画を上げてもらったらどうだろう,と.どんな装置でもいいから,おもしろいことができたらその動画をUPしてもらって,他の人たちにパワエレの面白さをアピールしてもらいたい.そしてまた刺激を受けた人たちが,別の装置を作って面白い動画をUPして欲しい.私たちには思いつかなかったようなアイデアが出てくるかもしれない.

そんな期待をもって,パワエレの動画コンテストが始まりました
(ということで,電気学会半導体電力変換技術委員会に所属する私もお手伝いするべくこの紹介記事を書いています)
賞金もでるようです.
アイデア勝負なので,だれでも賞金獲得のチャンスがあります.
詳細は下記のURLに載っています.
一人でコツコツやる電子工作に飽きた人,ぜひぜひご参加をお願いします.
もちろん,大学,高校,中学,高専のみなさんもお待ちしております.
もしもまた進展があったら,このブログでもご紹介したいと思います.

■電気学会 産業応用部門 半導体電力変換技術委員会
パワーエレクトロニクス動画コンテスト  応募要項ページ

http://www2.iee.or.jp/~dspc/movie.html

※ 海外のパワエレ研究者もいろいろと動画をUPしているので機会をみて紹介してみたいと思います

2017年7月18日火曜日

サルが,イノシシが,そしてクマがでた

私の住んでいるところは自然に囲まれた山奥で,車で走っていても脇からシカがでたり,川ではオオサンショウウオがいたり,散歩していてもタヌキかなにかが木を渡っていたり,といろいろな動物に会うことが多いのだけれど,今年はなにかがちょっと違う気がする.

まずサルの目撃情報が多い.こうした情報は町のメーリングリストで流れてくるのだけれど,今年の春は頻繁に「サルに注意」のメールがきた.

次に,イノシシ.そもそも私の住んでいる町はボタン鍋,すなわちイノシシの肉の鍋が有名で,イノシシも住んでいるのだけれど,人がいるところにはこれまであまり降りてこなかったように思う.しかし,今年はたびたび目撃情報が流れてくる.

そしてクマ.親グマだけでなくコグマの目撃情報もある.道路脇だったり,川辺だったりとかなり民家に近いところで目撃されている.

今年は確かに暑いけれど,なにかこれまでと違うのだろうか.動物,それも大型動物の目撃情報が多いような気がする.昼間も怖いけれど,夜間にクマに出くわしたりしたら,とても逃げられる気がしない.クマにあったら目をそらさずに後ろに距離をとる,などとメールにはあったけれど,とてもできそうにない.散歩するときは,とにかくうるさく音を出して,向こうが避けてくれるように努力するしかないかな.

2017年7月16日日曜日

休日になるとマナーの悪いドライバーが増えるのではないか

今日も自動車に乗ったのだけれど,休日に乗ると腹が立つことが多い.運転マナーが悪い車が多いのである.腹が立つどころか,危なくて仕方がない.本当に困るのである.

今日も,目の前で何度も車線変更する車がいた.車種はレガシーなんだけど,マフラーは明らかに代えてあるような音だった.急にハンドルを切って私の前に割り込んで,少し空いたと思ったら隣の車線へ行き,また前が詰まると私の前に入ってくる.しまいには私もクラクションをならしたけれど,なんとなく「休日の走り屋」なのだろうと推測される.

家族連れの車も怖い.家族と会話に夢中になっているからか,家族にいい格好を見せたいからか,やはり車の流れから外れる運転をする.特にフットブレーキを変なタイミングで踏むことが多い.後ろの車はそのたびにぎょっとする.

今日の昼間は車の量が多かったのでところどころで流れが淀むのはしかたがないけれど,彼らのような車がまた渋滞に輪をかけているのは間違いない.しかし,平日の朝の通勤ラッシュでは,同じように車の量が多いにも関わらず,そうした車は少なく,車はある程度の速さでうまく流れている.みんなマナーをわかっているのだ.それをわからない休日ドライバーが多くなると,無理な運転をする車が多くなるのではないかと思う.

何度もいうけれど,車に乗っていると(特に中途半端な高級車やスポーツカーにのっていると),ドライバーは密室である車内で有能感に満たされて,欲望の抑制が効かなくなりやすい.車を降り,顔と顔をあわせることができる状況で,行列に割り込むことをしようとする人間は少ない.しかし,車の力を借りれば,割り込みをする人間は増えるのである.私はそうした人間にはなりたくない.

2017年7月13日木曜日

妖怪「ヒダリ」は熱中症?

最近特に暑い.
ただ暑いだけではなくて蒸し暑い.

こうした気温と湿度の中,やはり熱中症に気をつけないといけないと思う.
昔もやはり熱中症によって体調を崩す人も多かったのではないかと思う(今よりも涼しく,エアコンもなかったので,もしかしてそんなに倒れる人はいなかったかもしれないとも思うけど).

もしも熱中症などで倒れたり,気分が悪くなったりしたら,昔の人はなにが原因と思っただろう.私は,「ダリ」とか「ヒダリ」とかいう妖怪のせいにしたのではないかと思う.いや,「ダリ」によって力が抜けたり,気分が悪くなったりしたという伝承は,実は熱中症とか,貧血とか,そうした生理現象を指していたのではないかと思うのである.

妖怪のせいにするのは,なにも現代の子供たちだけではない.昔の人も,不可思議なことの原因を妖怪をもちだして説明することによって,ある意味,安心していたということなのだろうと思っている.

2017年7月12日水曜日

「怒る」ということ

今日は朝から怒ることがあり,その後自己嫌悪となった.
「怒る」ことのコントロール(いや,怒らないことのコントロール)は,いまだ難しい.

「怒る」といっても,感情をすべて爆発させるわけでもなく,それなりに抑制しているのだけれど,できれば「怒る」という感情自体をなんとかなくしたいものである.

「怒る」というのは,自分の「失望」,「喪失」等の傷つく感情に対する防衛反応である.そうでもしないと,自分の心が耐えられないのだ.その感情から意識をそらすために心は「怒る」のである.

「怒り」のコントロールに関する理論や書物は山ほど出ているけれど,結局は自分の未熟さに帰結される.まだまだ修行が足りないということなのだ.

しかし,一度でいいから,なにもかも構わず「怒り」の感情にまかせて暴れてみたいと思うこともある.そのときはスッキリするのだろうか.それともやはり悲しい気持ちになるのだろうか.

2017年7月11日火曜日

ミントチョコを試す,ハーゲンダッツ,ベイク

ミントチョコを試すシリーズ.

■ハーゲンダッツミニ,ショコラミント
アイスが白くて緑ではない.予想通りミント味がほのかで上品.チョコの量のバランスもいい.しかし,これがミントチョコかといわれると,ちょっと上品すぎて違うといってしまうかも.でも美味しいことには間違いない.量より質を求める人向け.

■ベイク,ミント
ベイクシリーズで中身がミントクリーム.ミントの爽やかさがあまり感じられない.冷やして食べたほうが美味しいかもしれない.全然ミント感が足りない気がする.食べたあとがものたりない.

もっともっとミントらしいミントが効いたチョコが欲しい.まだまだ探究の旅は続く.

2017年7月10日月曜日

寝苦しい夜,影女をみる

まだ7月だというのに,こんな蒸し暑くて寝苦しい夜.
2階にある寝室の窓のカーテンを見てみると,
月明かりにいないはずの女の影が映し出される.
...影女である.

なんと情緒に満ちた妖怪なのだろう.
音もなく,ただ女の影が映るだけである.

もちろんカーテンを開けても誰もいない.
そもそも人が窓の外に立つなんてありえないシチュエーション.

私はぞっとして,タオルケットを頭からかぶり,ただふるえながら寝るしかない.
でも,夜の蒸し暑さだけは少し減じた気がする.

#鳥山石燕の今昔百鬼拾遺の図版では,女の影は障子に映し出される.
本当に日本情緒あふれる妖怪だ.

2017年7月9日日曜日

趣味はなんですかと訊かれたら,なんと答えよう

「趣味はなんですか」

と尋ねられることがある.まぁ,私が訊かれることは最近はほとんどないけれど,就活中の学生にとっては聞き慣れた質問なのだろうと思う.

クリエイティブな趣味を答えるのがよいらしい.
私の趣味は,読書,音楽鑑賞,映画鑑賞なのだけれど,これらは平々凡々すぎてあまり良い答えではないことになる.受け身のものばかりで自分がなにかを創作するというクリエイティブなところがないからである.そこで,このブログに映画などの感想を書いているわけで,そうすれば少しは自分からなにかアウトプットが出てくるし,そのアウトプットから私らしさも少しは感じられることになるだろう.

合氣道は趣味ではないのかとも訊かれたことがある.しかし,合氣道は趣味と呼ぶには少し重みが違う.もっともっと生活の中に息づいているし,決して気晴らしで行うものでもない.趣味というよりも,哲学と呼ぶべきものである.でもそう答えると,合氣道をやっているからなにか違うことがあるのかなどと訊かれ,困ってしまうので,あまり答えないようにしているのも事実である.「武道」を稽古していると,なにか立派そうなことがあると世間に思われているけれど,それは大きな誤解であると私は思う.素晴らしい人もいるけれど,そうでない人も多い.その点では他の趣味と変わらない.

2017年7月5日水曜日

探偵✕仮面ライダー=仮面ライダーW

平成に入って仮面ライダーは数えるほどしか見ていない.すぐに息子は大きくなってしまったし.それで,記憶に残っているのはフォーゼでも電王でもなく,そしてカブトでもない,仮面ライダーWなのである.

この仮面ライダーW,今度はマンガになるとの記事を最近読んだ.そうなのだ.マンガになりやすい設定.まず物語はバディものであり,ふたりで組んで探偵をするのだ.一人が探偵のハードボイルド(物語内ではハーフボイルドと呼ばれていたが)で,残る一人が超天才の変人.この2人が組んで一人のライダーに変身する.変身時にはガイアスティックと呼ばれるUSBメモリみたいなものをベルトに差し込むのだ.これがなかなかカッコいい.

主演は,桐山漣と今をときめく菅田将暉だった.悪役のボスは寺田農で,かなりの貫禄.その他,映画では吉川晃司もライダーだったりして,私好みの俳優ばかりだった(ラーメンズの片桐仁もゴキブリ怪人役ででていた).悪役のキャラデザインも寺田克也でツウ好み.

そしてなにより探偵ものというのが私の大好きなところ.事件編と解決編の2話完結構成でこれもマンガになりやすいのではないだろうか.とにかく,仮面ライダーで探偵という設定がワクワクさせる(フィリップ風にいうと「ゾクゾクするね」).

マンガはすっかり読まなくなったけれど,このマンガは少し読んでみたい気もする.どんな変身をするのだろうか.それだけでも楽しみ.

2017年7月4日火曜日

伊賀野カバ丸

小学生の頃から私はマンガばっかり読んでいて,中高生になると少女漫画にさえも手を出し始めた.別冊マーガレットは毎月購読していたくらいである.

少女漫画への入り口は,亜月裕の「伊賀野カバ丸」.これが私のコメディマンガのストライクゾーンど真ん中で,以来別マを買うようになり,そして他のマンガにも手を出すようになった.

「伊賀野カバ丸」は忍者として厳しく育てられた高校生のカバ丸が,都会の高校へ転校してきて騒動を起こす物語.厳しい修行のためか,食意地だけははっているのが弱点.ヒロインとのロマンスもあるラブコメである.

そもそも横山光輝の「伊賀の影丸」のパロディだということに気づかない人も多いだろう.「影丸」は忍者マンガの傑作なのだ.

「伊賀野カバ丸」は映画にもなっていて,主演はなんとJACの「黒崎輝」.真田広之やギャバンの大葉健二も共演している.

大学生になってさすがに少女漫画を読むことは少なくなったけれど,それでも「ちびまる子ちゃん」なんて単行本を買って,合氣道部の部室に置いておいたりもした.

最近は少女漫画どころかマンガそのものをすっかり読まなくなってしまったなぁ.

2017年7月3日月曜日

はいからさんが通る,に一抹の不安

最近も,過去のアニメ作品のリメイクが盛んである.私は基本的にリメイクもいいと思っていて,現在のキレイな作画で名作を見てみたいという願いを叶えてくれている.

たとえば「宇宙戦艦ヤマト2199」なんて本当に素晴らしいと思った.美しい画面,そして以前と変わらぬ熱い思い,ノスタルジー.エンディングテーマの「真っ赤なスカーフ」に胸が熱くなった.新しいバージョンも素晴らしい,と感心した.
(「宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち」も面白そう)

しかし,しかしである.リメイクが失敗してしまいそうな不安がある作品もある.それは「劇場版 はいからさんが通る」である.ビジュアルイメージが公開されたけれども,なんというか現代風.まったく大和和紀テイストが無いのである.紅緒はやっぱりあの顔で,少尉はやっぱりあの顔でなければ,「はいからさんが通る」ではないのではないだろうか.大和和紀が描く画は,親しみやすさの中に気品があって,描かれる女性も男性も素晴らしい美しさである.

「はいからさんが通る」は私が大好きだったアニメで,どれくらい好きだったかというと,いまでもオープニングとエンディングのテーマをカラオケで歌えるくらい(カラオケがなくても歌えるけれど)好きだったのである(南野陽子バージョンも歌えるけれど,いまはそれではない).

マンガも全7巻+番外編が家にあって(妹が全巻持っていた),それをお腹が痛くなるほどヒーヒー笑って読んだものである.アニメでは確か少尉がロシアから帰ってくるところで終わっていたから,その後の大波乱はマンガを読んでいる人だけが知っているのである.本当に愛と涙と笑いにあふれたラブコメの王道,傑作である.

だからリメイクされるのも理解できる.今度は2部作でストーリーの最後まで描かれるらしい.なのにあのビジュアルなのである.う~ん,かなり不安なり.

それでも「はいからさんが通る」が話題になるのはたいへんうれしい.年をとった今でも読んだら,腹を抱えて笑えるかな.それはちょっと不安だけど.

ポートランドのハンバーガー店

パワエレに関する国際会議に参加ということで,アメリカはポートランドに来ている.そして夕食にハンバーガーを食べた.地元のビールもあわせて飲んだのだけど,これがたまらない.すこぶる満足である. 何度か繰り返しているかもしれないけれど,私はハンバーガーが大好きで大好きで,日本でもハ...