2018年5月30日水曜日

ブログを書く言い訳

ブログを書くことからしばらく離れていた.
いくつも締め切りを抱えているのにも関わらず,ブログを書いている暇などあるのかとあちらこちらからお叱りを受けるのを恐れていたから,ということも理由のひとつである.

しかし,ブログなんてだいたい20分もあれば十分の長さの文章を書けるのでそれはあまり理由にならないのかもしれない,と思い,また書き始めようかとこうして投稿画面に向かっているのである.

まぁ,書くためには心の余裕が必要であることは間違いなく,それが不足していたから書けなかったというのが本当の大きな理由なのだろうとは思うのだけど.

どんなに忙しくとも,心になんらかの余裕,楽しみが必要なのだ,と最近もあらためて思った.ちょっと忙しかったのだけれど,久しぶりにテレビでドラマを観たら思いのほか心の状態が変わった感じがする.そして私は楽になった.私が観ているドラマについてはまたあらためて感想を書きたいと思う.

DVDで「ジェイソン・ボーン」を観た.気ままに観ることができるアクション映画だけど,観れば観たなりに心に何かが残る.心がわずかに,それは1センチかもしれないけれど確かに動く.それが意外に心と身体に大きな影響を与えている.それを実感した.

いいなぁ.映画もテレビも.そして音楽や本もきっとそうなのだろう.
人には息抜きをするエンターテイメントが必要なのだ.確かに多くの締切を抱えている中で,こうしたことを楽しむことは後ろめたい気持ちがするのだけど,結局のところ気分を変えたほうが効率も上がり,私も楽なのである.

という言い訳をして,またブログを書く機会を増やすことにする.


0 件のコメント:

コメントを投稿

言葉が世界を単純化することの副作用

 人間がこれだけの文明を持つに至った理由のひとつは「言葉」を用いることであることは間違いないと思う。「言葉」があれば正確なコミュニケーションができるし、それを表す文字があれば知識を記録として残すことも可能である。また言葉を使えば現実世界には存在しない抽象的な概念(たとえば「民主主...