2018年6月28日木曜日

ICEE2018 韓国出張

ICEE2018(International Conference on Electrical Engineering)という国際会議に参加するため,今週は韓国に出張していた.700名程度の参加人数でまとまりのある会議だった.研究室の学生の発表も無事終了したし,私が座長のセッションも少しトラブルはあったけれど無事終了して,ホッとした.まずは良かった.

韓国へは金浦空港から入ったのだけれど,方向音痴の私はいつもどおり空港の地下鉄の駅で迷った.地下鉄の線の番号は色でわかるのだけれど,ホームからどちら方向の電車に乗ればよいのか迷っていた.ハングルは全く読めないし,一方英語で書いてあるとますますなんのことだかわからない.肝心の漢字は表記されていない.どうしようかを路線図をじっと見つめていると,見知らぬ白髪のおばあさんが日本語で話しかけてきてくれた.私が手に持っていた地図の路線図を見せるのだけど,目が悪くて読めないという.こちらは正確な発音はできないのだけれど,結局,東大門歴史文化公園に行くということをわかってもらって方向を教えてもらった.その上,途中まで地下鉄で一緒だった.たいへん有難かった.感謝.彼女は昨年大阪から京都を観光したのだという.清水寺が工事中で残念だったと流暢な日本語で話されていた.私と私の妹と同い年の息子と娘がいるとのこと.なかなか幸せそうなお話も聞けて,この出張,幸先が良かった.

ホテルに荷物を預けて,高麗大学の会場へ.ホテルのフロントで地下鉄で最寄り駅までの行き方を尋ねたので準備万全,と思っていたのだけれど,駅を降りてからがわからない.とりあえず道路標示にMain Campusと書いてある方向に歩いていく.途中暑さでフラフラになったのでコンビニで水を購入することに.そこでついでに会議の会場になっているCampusのHana Squareって知っているか?と英語で尋ねてみてもレジの女の子は「地蔵」になるばかり.途中でオーナーらしきおじさんも出てきてくれたのだけれど内容が全然伝わらない.そんなとき後ろの方にいた学生らしき女性が英語で話しかけてくれた.実は高麗大学は2つのキャンパスがあって,私の行き先はMainではなくてScience Campusの方で逆方向だという.そこで会場への行き方を教えてもらってコンビニを出た.こちらも大変助かった...その後,無事に会場について学会に参加することができた.

最終日の今日は地下鉄で電車をホームでベンチに座って待っていると,隣りに座っていたおばさんが手に持っている皿の上の団子を勧めてくれた.今回は話しかけられたのは韓国語だったので.なんとか身振り手振りでお腹がいっぱいということを伝えて丁重にお断りしたのだけれど,おばさんもニコニコしていた.

韓国出張は今回が3回目で,韓国での一人の移動は初めてでちょっと大変だったけれど,なんだかんだで韓国語ができなくても,周囲の人が助けてくれた.親切な人はどこにでもいるのだとしみじみ思ったし,ありがたみも感じた.いや韓国では親切に声をかけてくれる人が多いような気がする.そして今日のおばさんのことも考えると,どこか大阪の街を思い起こさせる.親切するのが当たり前だと思う文化があるような気がした.韓国と日本はいろいろあるけれど,みんながいうように国レベルではともかく,人レベルでは交流が普通にできるのだということをもう一度思い出させてくれた出張だった.


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