2019年5月10日金曜日

超音速で動くソニックの近くにいたならば...

ポケモンに続いて,ソニック・ザ・ヘッジホッグも実写化されるらしい.予告編を見たけれど,ソニックのデザインが不気味でかなり不評らしい.監督は,ソニックをつくりなおすとまで言っているらしいけど,それはそれで大変だなぁとかわいそうになる.でも確かに手足が長すぎるように見えた.

さて,予告編では,ソニックがたいへんなスピードで動くシーンが描かれている.ミサイルが止まったように見えるほどの高速で動くことができるということらしい.あんな風に速く動けたら確かに痛快だろうと思う.

仮面ライダーカブトだってそうだった.超高速で移動が可能となる能力を持っていた.
そして超高速といえばサイボーグ009.009は加速装置が特殊能力だった.人の目に見えないほどに高速で動くというのは,昔からの人類の夢なのだろう.

しかし,超音速で動くと不都合が起こることが忘れられている.すなわち,音速の壁を破ることによって衝撃波が発生することが設定から抜け落ちているのである.もしも本当に街中で衝撃波が発生していたら,とてもただではすまない.建物は破壊され,近くにいる生物はズタズタになるだろう.人類を救うなんてことと全く逆の結果となるだろう.なんて現実は夢が無いのだろう...

サイボーグ009の映画などでは空中でも加速装置が働いて高速移動が可能となっていたけれど,足場のないところでどうやって加速しているのだろう.アニメはやっぱり謎だらけだ.

#大友克洋の「童夢」で建物に曲面のくぼみができる描写にゾクゾクしたのは,少しリアリティがあがっているからなのだと思う

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