2018年7月12日木曜日

なぜ人はスポーツ観戦で感動するのか

ワールドカップも大詰め.優勝はフランスかクロアチアの二国のどちらかになった.

私はウィンブルドンやオリンピックを見ても思うのだけど,なぜ人はサッカーやテニス,オリンピックのゲームを見て熱中するのか,不思議なのである.

自分がサッカーのゲームを会場で行っているわけでは全くない.あるいは,私はサッカーは素人だから,彼らの高度なスキルやテクニックを勉強しているわけではない.なのに,ゲームを見て興奮して感動する.理由がわからない.

スポーツのすばらしいテクニックを見たとしても,それを私が再現できるわけでもないし,それを試す舞台も無い.あくまでも全く関係の無い他人がやっているゲームなのである.勝ち負けが私の生活に直接大きな影響を与えるわけでもない.ではなぜ人はスポーツ観戦に魅力を感じ,手に汗を握るのだろうか.

いまだその答えはわからない.でも,ワールドカップもウィンブルドンも,オリンピックも野球も観ていると,興奮して楽しいのは事実である.他人である選手の行為に感動もしてしまうのも事実である.人に備わった「共感する」という能力が関係しているのではないかとは思うのだけれど,はっきりしないまま私は今夏もいろいろなスポーツ観戦を楽しむのだろう.

慈眼温容(1)

 私が一番にご恩を受けている合氣道のO先生のお話。 O先生はたいへんご自分に厳しく,自己を律していらっしゃった。しかし,あるときに藤平光一先生が, 「O君は,”春風を以て人に接し、秋霜を以て自ら粛む”ではなく,人に接するときも秋霜を以てしているね」 とおっしゃられたそうである。ま...