阪大生は面接が不得意?
就職活動もピークは過ぎたが, まだ頑張っている学生もいる。 ある会社の試験に落ちたとしても, 決して人間性が否定されたわけではない。 ただ,その会社のニーズとマッチしなかっただけである。 どこかに君を待っている会社がある。 また次にチャレンジして欲しいと思う。 だが面接試験で落ちるのは結構つらい。 グループで面接を受けても, なぜ自分が落ちたのか理解できないこともしばしばである。 最近は面接試験が重視されているために, そこでの失敗は大きく結果に響くのだ。 私はこの面接試験を重視するという方針が嫌いである。 話がうまくなくても,能力が高い学生はたくさんいる。 しかし,こうした学生は何回も受ける面接試験において 落とされてしまうことが多い。 逆に成績が芳しくなくても,面接の印象で合格する人もいる。 他大学の先生とこの問題について話すことも多い。 企業の言い分もわかる。 現場が欲しいのはコミュニケーション能力 である。 上司や同僚とうまくやっていく能力。 現在の職場は,グループで仕事を遂行するのがほとんどである。 個人でやることはほとんどない。 個人で仕事や研究がしたいのであれば, 職場を選ばなければならないだろう。 (たとえば,プリンストンの高等研究所とかにいけば…) グループでの仕事においてはコミュニケーション能力が不可欠である。 他人との協調性が求められる。 信頼関係をくずすような行動をする人がいると, グループの仕事効率は一気に劣化してしまう。 だからそうした人間をふるいにかけるために 面接試験を行うのだ。 (私もそうした社会性のない人間は嫌いで, よほどの天才でない限り,私も採用しないだろう) ここで, 阪大生には面接に弱い人が多い のではないだろうか。 というのが今回の主題である(まくらが長い!) 阪大生においては,学校の推薦枠というものがある。 学校の推薦状をもらって会社を受験するのである。 昔はこの推薦状に権威があった。 学校から推薦された学生を落とすということは, その学校の面目を潰すことになるからだ。 当然,翌年にはその企業には学生を送らない。 そうした時代があった。 しかし,就職氷河期を経て, すっかり学校の推薦状の価値は下がってしまった。 学校推薦であっても結構な割合で試験に落ちる学生がいる。 この原因で多いのが面接試験の失敗なのだ。 推薦された...