順番に逝くということ
NHK朝の連続テレビ「ゲゲゲの女房」を たまに見ることがある.なかなかに面白い. 毎回きっちり見ることが出来ないのが残念. 今朝もちらりとだけ見ることができたのだけれど, 今回は主人公の弟が突然事故死し, 主人公が故郷に帰るという話だった. 小説としては,あまりにも唐突な展開なのだけれど, これは自伝で,本当にあったことなのだろうから, それは仕方がない. しかし,こうして身近な人の死というものが 突然に訪れるのだということを あらためて(今朝の通勤時間中に)考えた. 明日私が冥途に旅立つことだってあるのだ. 言葉をひとつ思い出した. 「祖死親死子死孫死」 これは,確か仙厓という禅画で有名な僧が, ある人に頼まれて書いたという言葉である. 頼んだ人は,不吉だと言って怒ったのだけれど, 仙厓いわく,家族が順番通りに死ぬということは なんと幸せなことか,と. 今朝のドラマでも,父親が, 亡くなってしまった息子に対して, 「親不孝だ」と嘆いていた. 私も親不孝者ではあるけれど, 親より先に逝くという不孝だけは, したくないものである. そして,私の子供たちも そうであって欲しいと切に思う.