2019年5月30日木曜日

腰痛がひどい

腰痛がひどい.

先週はICDCM(International Conference on DC Microgrid)という国際会議に参加するため松江に出張していたのだけれど,顔が青ざめるほど痛かった.しかし,国際会議ということで幸い椅子に座る生活だけだったので,なんとかやりすごせたけれど今はアグラをかくのが本当につらい状態なのである.

どこで腰を痛めたのか,定かでない.朝に目が覚めてみるとすでに腰が痛かったのである.激しい運動をしたわけでもない.重たいものを持ち上げたわけでもない.ただ痛くなったのである.

腰痛というのは二足歩行をする人間の宿痾のようなものだけれど,これほどつらいものはないと,腰痛があるたびにいつも思う.拷問として腰を痛めるものがあってもおかしくないくらいだ.体を動かすたびに,お腹を抱えて笑うたびに,腰がズキンと痛むのである.日常生活の中でその痛みに涙を浮かべ,もう動きたくない,と思い始めるのである.

腰痛はストレスが原因だという話もよく聞く.そうかもしれない.以前はストレスがたまると胃潰瘍になると言われたものである.しかし,医療技術の進歩により,胃潰瘍になることが許されなくなってしまった.しかし心は悲鳴をあげなければならない.そこで腰痛を発症するのだという話である.

私も精神的に弱い人間だから,そうなのかもしれない,と思う.でも,とにかく早く治ってほしい.夏に向けて運動をしたいと思っていた矢先の発症なのである.安静にするのがよいのか,軽く動かすのがよいのかもよくわからないけれど,まずは腰に負担をかけない姿勢を心がけて,ストレスを減らす生活をしたいと思う.ただ,仕事をしないと仕事が溜まってストレスもたまってしまうので,いまのところ仕事をすることがストレスをためない方策であるということが,ちょっと悲しい.

2019年5月14日火曜日

日本では昔から左側通行が一般的だった

今日,学内の廊下を歩いて気づいたのだけれど,学生たちは右側通行に従っている.このルールがいつものことなのかどうか,しばらくちょっと気をつけて観察してみたいと思うのだけれど,関西のマナーに馴染んだ私にとっては,この右側通行になにか歩きにくい感じがした.

関西は逆のような気がする.たとえば,関西の地下鉄などの通路においては左側通行が普通である.左側に寄ってセカセカと歩く.そのことに慣れてしまっているから,右側をだべりながらゆっくりと歩いていたりすると,少しイライラし始めてしまう.私は短気なのである.

しかし,どちらが一般的なのかと考えると,どうも少なくとも昔は左側通行が普通だったらしい.それは江戸時代に描かれた街道の浮世絵などを見てもわかる.人々が左側を歩いているのが描かれている.江戸時代の街道など場所によっては狭いところもあっただろうから,やはりルールがそれなりに決まったのだろうと思う.

では,なぜ左側通行になったのだろうか.その理由としてまことしやかに言われているのは,武士が左側に刀を差しているからというものである.すなわち左に刀を差して右側通行だとすると,刀の鞘と鞘がぶつかってしまい(いわゆるサヤアテ),喧嘩になってしまうというのだ.だから左側通行になったのだという.

確かにこの説はもっともらしいと思うけれど,私はちょっと怪しいと思っている.そもそも侍なんて人口の5%程度しかいなかったのだ.その少数派の彼らのためにルールが本当に決まるのだろうか.また鞘があたったくらいで侍同士が喧嘩なんてしようものなら,その上刀なんて抜こうものなら,捕まって厳罰に処せられるのである.喧嘩なんて本当におこっていたのだろうか.まぁ,どちらかに決めるとしたら,鞘が当たるよりは当たらないほうがいいから左側通行の方が良いには良いとは思うけれど.

近代になって,自動車がイギリス風に左側を走るようになってから歩行者は右側を通行するように指導されるようになったと思われる.それが通路の中でも適用されるようになって,右側通行も増えてきたのかもしれない.

しかし,とにかく左側通行に慣れた私にとっては,右側はなんとなく歩きにくい.身体の中に「関西」がまだ残っているのだ.

#エレベータのどちら側に立つか問題もある.そのことについてはまた別の機会に.


2019年5月10日金曜日

超音速で動くソニックの近くにいたならば...

ポケモンに続いて,ソニック・ザ・ヘッジホッグも実写化されるらしい.予告編を見たけれど,ソニックのデザインが不気味でかなり不評らしい.監督は,ソニックをつくりなおすとまで言っているらしいけど,それはそれで大変だなぁとかわいそうになる.でも確かに手足が長すぎるように見えた.

さて,予告編では,ソニックがたいへんなスピードで動くシーンが描かれている.ミサイルが止まったように見えるほどの高速で動くことができるということらしい.あんな風に速く動けたら確かに痛快だろうと思う.

仮面ライダーカブトだってそうだった.超高速で移動が可能となる能力を持っていた.
そして超高速といえばサイボーグ009.009は加速装置が特殊能力だった.人の目に見えないほどに高速で動くというのは,昔からの人類の夢なのだろう.

しかし,超音速で動くと不都合が起こることが忘れられている.すなわち,音速の壁を破ることによって衝撃波が発生することが設定から抜け落ちているのである.もしも本当に街中で衝撃波が発生していたら,とてもただではすまない.建物は破壊され,近くにいる生物はズタズタになるだろう.人類を救うなんてことと全く逆の結果となるだろう.なんて現実は夢が無いのだろう...

サイボーグ009の映画などでは空中でも加速装置が働いて高速移動が可能となっていたけれど,足場のないところでどうやって加速しているのだろう.アニメはやっぱり謎だらけだ.

#大友克洋の「童夢」で建物に曲面のくぼみができる描写にゾクゾクしたのは,少しリアリティがあがっているからなのだと思う

2019年5月8日水曜日

マルチリモコンを買う

家のTVのリモコンを壊してしまったので,仕方なく新しいものに買い替えた.純正品も結構値がはるので,別のものをと考えていたら,ふと複数の機器を1つのリモコンでコントロールできるものはないのだろうかと思いついた.家には今のところ2台のTVがあるので,これを1台のリモコンで制御できれば楽かなと思ったのである.

家電量販店に行くとやはりちゃんとあった.2台,3台,5台,8台と複数台制御できるリモコンがそれぞれ売られていたのである.結局,悩んでSONYの5つの機器を1台のリモコンで制御できるものを買った.リモコンといっても正式な名称は,マルチブル リモート コマンダーというらしい.なんかかっこいい.そのうちブルーレイやCDプレーヤーも増えるので,メーカーにこだわらず機能を学習できるものにしてみた.値段はおよそ3300円.なかなかの価格である.

さて家に帰ってきて,リモコンを学習させたのかというと実はさせていない.というのは学習させるためのリモコンが壊れているのだから,学習させることができなかったのである.もちろん,機種別に定められている番号を打ち込めばそれで簡単に使えるようになる(そうでなければ,1ボタンずつ機能をメモリさせることもできる)

まずTVを1台.そしてまた1台.操作できる機器が増えていく.機能的には全く問題なく動く.そして次は...とさがして見つけたのが天井の照明である.2部屋の照明がリモコンで動くので,それぞれを設定してみた.ちゃんと設定できた.そう,我が家の2台のTVと2基の照明は1台のリモコンで操作できるようになったのだ.

なんと便利な!
しかしよくよく考えればそれぞれが赤外線の信号によって制御されるのだから,1台のリモコンが操作できるのも当たり前なのである.あとはどれだけそのコントローラのICを安価で提供できるかということが課題だったのだろう.今では4000円も出せば8台の機器を制御できるリモコンが買える.便利な世の中になったものだと思う.買ってきたリモコンをみても,工学とは技術 x コストのバランスが大切ということがよくわかる.

#購入したのは,SONY 学習リモコン RM-PLZ430DL


徳島でハンバーガーを食す OSAFUNE BURGER

 電気学会全国大会に参加するために徳島に滞在した。今回は長めの滞在となったので,徳島で何回も食事を取ることができた。阿波どり,徳島ラーメン,鯛塩ラーメン,徳島餃子,かぼす酒,かぼす酎など,多くの地元の名物を食べることができたのけれど,最終日はさすがに普通の食事が取りたくなって,昼...