気分がアガる曲「大江戸捜査網テーマ曲」~死して屍拾う者なし~
このブログでは元気がない時に気分がアガる曲をときどき紹介していて,以前には ブルックナーの交響曲3番第4楽章 や 「影の軍団メインテーマ」 を紹介した。今回は知る人ぞ知るという曲を紹介したい。その曲は, 「大江戸捜査網テーマ曲」 である。「大江戸捜査網」というのは江戸時代の隠密同心の活躍を描く時代劇で,人気だったためか何作かシリーズ化されていて,主人公も杉良太郎,里見浩太朗,松方弘樹と交代しながら長年続いた作品である。 新潟ではなぜか日曜日の昼間に放映されていた記憶があって,私が小学生の頃,父親と一緒に毎週のように見ていたような気がする。 番組のクライマックスで,隠密同心4人くらいが悪人を倒すために横に並んで道を歩いていくシーンがあったように思うのだけれど,そこで次の名ナレーションが入るのである。 「隠密同心 心得之條 わが命わが物と思わず 武門之儀 あくまで陰にて 己の器量を伏し 御下命 如何にても果すべし 尚 死して屍拾う者なし 死して屍拾う者なし 死して屍拾う者なし」 これが本当にカッコよくていまでも空で言えるくらい覚えている。最後の「 死して屍拾う者なし」の部分が繰り返されるのがいいのだ。小学生の私でさえ憧れるシーンであった。 そしてテーマ曲の話。時代劇なのにこの曲はアップテンポの西欧風のなんとなく複雑な拍子で演奏される。私は吹奏楽というのをあまり聞かないのだけれど,この曲は非常に魅力的だ。「大江戸捜査網」自体がずいぶん古い番組なので今はあまり聞かれることがないけれど,埋もれるのがもったいない本当に良い曲なので,一度耳にしてほしいと思う。そしてぜひ気分をアゲるためにドライブのお伴に連れていって欲しい。