2017年9月4日月曜日

周囲でモノが壊れ続ける,パウリ効果

食器洗い機が壊れてしまった.除湿機も壊れた.台所の電灯も次々と切れた.職場ではイーサネットのハブが突然壊れた.その前は私のPCが壊れてしまった(ようやく新しいPCに移行が完了したばかり).以前は台所のシンクがつまり,トイレも先日怪しい動作をしていた.コップを洗えばコップが割れ,障子を閉めれば障子が破れ,壁掛けのフックも落ちてしまった.とにかく,私の周囲でモノが壊れ続けている.

お盆には厄落としと思い,鞍馬山にお参りに行ったけれども,まだ少し厄が落ちていないようだ.とはいえ,ずいぶんと良くなったのだけれど.

周囲でモノが壊れるというと思い出すのが「パウリ効果」である.
パウリはあの排他律のノーベル賞学者のパウリである.
彼の周りでは実験装置が次々と壊れ,周りの同僚からもずいぶんとからかわれたようである.そんな彼を更にからかうために,冗談で彼が来たらシャンデリアが落ちるように細工をしていたのだけれど,彼が来たときにその細工自体が故障してシャンデリアは落ちなかったなどという笑い話も残っているくらいである.

私をパウリに例えるのはおこがましいけれど,そうでなくとも周囲でモノが壊れやすい人というのはいるらしい.ある娘さんの周囲では電化製品が次々と壊れてしまい,しまいには駐車場の車のゲートが誤動作してポールが車を叩いたなんて話も聞いたことがある.どういうわけか知らないけれど,そうした星の巡り合わせに生まれる人もいるらしい.まぁ,70億人も人間がいればいろんな偶然に遇う人もいるだろう.

私の周囲でモノが壊れる現象は,徐々に収束している気がする.以前よりも周囲のことに注意を払うようになったからかもしれない.単なる不注意が原因なのかもしれないと思う.しかし,実際的に問題が生じるのは本当によしてほしい.修理代が馬鹿にならないからである.

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