2022年9月3日土曜日

アーク・カラヤン広場

 お盆を過ぎて朝晩はすっかり涼しくなった。7月のあの酷暑が懐かしく感じられるほどである。

今週は,電気学会産業応用部門大会が上智大学で開催されていたので,しばらく東京に滞在していた。ホテルは六本木だったので,久しぶりにアークヒルズまで足を伸ばしてみた。まだ学生だった20年ほど前にはコンサートを聴きにしばしばサントリーホールを訪れていたけれど,東京を離れてからはすっかりご無沙汰である。近くの森美術館に「アンディー・ウォーホル展」に来た覚えがあるけれどそれももう7~8年前のこと。だからサントリーホールに足を運ぶのは20年以上ぶりなのかもしれない(入り口の前に行っただけだけれど)。

サントリーホールの前には,カラヤンの名前がつけられた広場がある。サントリーホールを建設するときにカラヤンがいろいろと助言したとか,このホールで演奏した際に音の綺麗さに感激して「宝石箱のようだ」と話したとか,そういった所縁で名前がつけられたのだろう。カラヤンが音響が素晴らしいとお墨付きを与えたホールとなれば,世界的にも評価が高く有名になったことだろうし。

今回六本木を散歩するにあたりGoogle Mapにカラヤンの名前を冠した広場を見つけ,そういえばそんな名前の広場になったんだっけと思い出し,フラフラと訪れた。夜の六本木はそれはそれは綺麗で,いつも越後長岡の歓楽街しか知らない(それも私はほとんど訪れないのだけど)私にとってはドキドキする街だった。

六本木の交差点

そしてサントリーホールとカラヤン広場。美しい建築だなと改めて思う。多くの外国人の人たちがあちらこちらのテーブルでアルコールを片手に歓談している。やっぱり東京だ,と思う。

次回来るときは,ぜひホールの中に入ってコンサートを聴きたい。そんな大人の余裕が時間的にも経済的にも(!)欲しい…

カラヤン広場のプレート

アーク・カラヤン広場

サントリーホールの入り口


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