2020年4月28日火曜日

自宅待機になって変わったこと。

新潟県でも知事が休業要請を大学にも出したということで,私の勤める長岡技術科学大学も4月22日から休業ということになっている。しかし,すでに3月末には学生は登校が禁止されていたし,既に講義もWebで行うことが想定されてた。で,22日からの要請で何が変わったのかというと,それは教職員の通勤が禁じられたということである。すなわち,大学への入構が禁止されたのである。よほどの事情がなければ入構できない。これがたいへん困ったことなのである。

実は大学が休業になったといっても,大学は休みじゃないのである。講義は相変わらずWeb授業で行うし,研究室の学生ヘの指導もメールや遠隔ミーティングで行うのである。

これまでWeb講義は,私の大学の居室から行えばよかった。それが自宅から行わなければならなくなってしまったのである。仕事も自宅で行わなければならなくなってしまった。私は自宅で仕事をするのが嫌だから,仕事をするときには休日でも大学に行っていたのに。

とにかく生活が変わってしまった。それにあわせていろいろと変えなければいけないことがあった。そこで,自宅で仕事をするようになって変えたなと思ったことを思いつくままに書いていく。

- 部屋を掃除した。もしかすると自宅の部屋がWeb会議などで映ってしまうかもしれない。まずは仕事をするスペースを作ること,そしてカメラの映りの見た目を良くすること,を目的に掃除をした。

- 身だしなみにますます気をつけなくなった。これはあんまりいいことではないけど,いつもジャージでいるようになった。

- もっとひどいのはヒゲをそらなくなったこと。外へ出るときもマスクをするので,ヒゲは伸び放題。このままでは自粛期間が終わる5月6日ころには私の見た目はアラブ人のように立派なヒゲをたくわえているに違いない(まぁ,その前に剃るだろうけど)

- 光熱費がかかるようになった。まだ請求は来ていないけれど,たぶん倍増,いや3倍増くらいになるのではないかと恐れている。

- 食費が意外にかかる。もともと私は外で飲む機会は少ないので,飲み代が急に減ったというようなことはないのだけれど,これまで学食で安価に食事をしていたのが,テイクアウトや弁当が中心になったので食費が随分とかかるようになった。実は家には,ガスコンロも瞬間湯沸かし器もないのだ。だから自炊はほとんどできない。あるのは電気ケトルだけである。

- 仕事をダラダラと続けてしまう。これが自分でも意外だった。一人で家に居ると仕事のやめ時がわからない。細かな仕事をダラダラと続けてしまう。曜日感覚も失われつつある。これではイカンと本気で思っている。休憩を適宜とるだけでなく,散歩などの時間をとるべきだ。もっと本やテレビを見る時間が増えると思っていたのだけれど,ほとんどそんな時間はとれていない。テレビもHDMIケーブルでノートパソコンにつないで単なる大きなディスプレイになってしまったし。これからなんとかしなくちゃ。しかし,今まで仕事からの逃げ場所だった自宅が逃げ場じゃなくなってしまったから,仕事から自分を守るためになんとか良い方法を見つけなきゃいけない。

さてさて,まだ休業期間は始まったばかり。この先どうしようか。このブログを書きながら考えていこうと思っている。

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