ディケンズの「クリスマス・キャロル」は私の好きな物語のひとつで,毎年この時期になるとなんらかの形で(映画や本で)目にする作品である。
私はクリスマスが大好きで,宗教に関わらず人々が純粋に良心を信じるという雰囲気が好きなのだけれど,この3人の過去・現在・未来のゴーストによる強欲なスクルージの改心の物語はそれをたいへん良く表しているように思う。
今年も動画などで観ていたのだけれど,昨晩驚いたのはなんと今週のNHK-FMの青春アドベンチャーが「クリスマス・キャロル」(全5回)だということ。確かにラジオドラマ版に触れたことはなかったなぁ。とても新鮮に感じた。
なによりスクルージ役が伊武雅刀さんで,語りが戸田恵子さんという豪華な布陣。調べてみると録音は2013年らしく,今回はその再放送。素晴らしいセレクトだと思う。
昨晩,第1話を聴き終わったあとには,スクルージの口癖「くだらん!」が頭から離れなかった。私もついつい言ってしまう。
"Bah Humbug!"
#物語の最初にスクルージに警告を与えに来るゴースト,元同僚マーレイはずいぶんいいヤツだと昨晩気づいた
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