「鬼滅の刃 無限列車編」を観た。
コミックは読んでいないけれどテレビのアニメは全話観ていたので,続きが気になっていた。というより,テレビで次のシリーズが始まった時に話がつながらないと嫌だから,見に行かざるをえなかったということなのだけれど(それだけテレビのシリーズが魅力的だったということ)。
ピークをさすがに過ぎた時期だからか,映画館には10名程度しか人がいなかった。家族連れもいたけれど,一人で見に来ている人も多いようだった。いやいや,その方が私にとっても都合が良かったのだけれど。
映画についての感想はというと,まず絵がきれい。背景などは3Dアニメなのだろう,川の水面や森の描写などが実写のようだった。それでも不自然さは感じさせないところがさすがだと思った。
ストーリーも良かったし,煉獄杏寿郎の活躍も素晴らしかった。ただ私がつらく思ったのは,煉獄ほどの修行を積んだ練達の人でも,最後に母親に認められること,他人からの承認のために生きていたのか,ということである。それが悪いわけではないし,煉獄にとってもそれが全てだったわけではないのだろうけど…
私は涙を流すことはなかったけれど,素晴らしい作品だった。2020年私が観た映画ランキング第2位である(今年は2本しか映画を観ていないけど)。
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