体重が人生MAXの値となっている。今の職場に異動してから,6 kg以上増えている。6 kgの鉄アレイの重さを想像してみると,あんなものを身体にいつもつけて動いていることになるわけで,身体への負担は相当なものになっていることはすぐに想像できる。
なぜ太ってしまうのか。それはとにかくストレスである。常にストレスに追われているから,生活のどこかで満足感を得て幸福を感じたいのだ。簡単に言えば,肉・揚げ物と甘いものである。
先日も研究室の飲み会で,焼き肉食べ放題のお店にいった。ビールでどんどん肉が胃の中に入る。満腹感はこのうえないストレス隠ぺいの手段である。実は前日にも実家でステーキをたらふく食べており,なぜこんなに肉がうまいのだろう,人間は肉食動物なのか,などと考えていたのである。
仕事に合間には甘いものが欠かせない。小さな仕事をひとつひとつ片づけていくたびに,チョコレート,ビスケット,芋けんぴ,かりんとうなどを食べる。ほっと一息休むときに茶うけを求めてしまうのだ。ときには「うぇ,あまーい」と顔をしかめるほどの甘さも求めてしまう。これも過剰な甘さでストレスを塗りつぶそうとする無意識の行動に違いない。
つまり,肉も甘いものも,その量を減らすには,ストレスを解消するしかないことがわかる。こんな論理の帰結は,何十年もわかりきっているのに,やせることができない。私はこの単純な結論を本当の心の底から理解していないのだろう。
「知るだけでは十分ではない、実行しなければならない。意志を持っているだけは十分ではない、行動しなければならない。」(ブルース・リーの言葉とされている)
この言葉を何度聞いたことか。そして「事上磨錬」を心の銘としようと思ったのはいつのことだったか。ダイエットできずして,こうした言葉を口にすることはできない。
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