2021年11月4日木曜日

バッグを新調する

 私はずいぶん前からカバンはリュック派で,この10年くらいはずっとリュックを背負って通勤してきた。吉田カバン,ノースフェイスのリュックなどを経て,この数年はBroski and Supplyの革のリュックを愛用してきたのだけれど,やはり素材が革ということで取り扱いをついつい気にしてしまう(実は革でも防水なのだけれど)。そしてそれなりの重量だったこともあって,気分を転換しようと新しいバッグを買った。

そして今回は3Wayバッグを初めて買ってみた。ace. ガジェタブル スペクトラというシリーズ。ガシガシ使えるように素材はナイロン。防水。どうも相当強い繊維が布に編み込まれているらしい。これでナイフで襲われたときにも盾になる(そんな機会はないだろうけど)。

以前のノースフェイスのシャトルデイバッグ(第一世代)が大変な優れモノだったので,今回もずいぶんと心惹かれたのだけれど,現在のシャトルデイバッグは以下の理由で断念。

  1. 以前はバッグの持ち手(ハンドル)がダブルだったのに,しばらく前からシングルになってしまっていた
  2. ショルダーベルトの部分がちょっとごつ過ぎる(その代わり背負い具合は良好で,重たいものを背負っても軽く感じるくらい)
  3. シャトルデイバッグがあまりに良いバックパックだったために,多くの人が持ちすぎている(これが一番の理由)
シャトルデイバッグは本当に良いバッグなのだ。

でも今回は気分を変えてみようと別のタイプを探してみて選んだのが上記のバッグ。

Tumi,吉田カバン,マムートなど,今は素晴らしいビジネス用のリュックサックが数多く発売されている。リュックサックをビジネスで使用することがマナー的にも認められてきたということなのだろう。

その中で上記のバッグを選んだ理由は,形,サイズ感,軽さ,背負った感触などである(そして価格)。まず形はビジネスということで,スクエア型を選んだ。おじさんにはアウトドア・アウトドアした形状のリュックを背負うにはちょっと無理がある。

次にサイズは,毎日持ち歩くことを考えて,少し小さめの14L。せいぜい一泊の出張にしか使えない。でも,毎日使わない大きなバッグを持ち歩くのもなんだかなぁ,と思って今回はこのサイズにした。その分,1kgを切る重量。この軽さがすごく大切。カバンにとって「軽さ」は正義である。

そして驚いたのが背負った時の感覚。アウトドア用ではないので,背負う感覚にはあまり期待していなかったのだけれど,意外や意外。ノートPCを入れても肩に担ぐと思いのほか軽く感じるのである。これには驚いた。そんなに肩掛けベルトが工夫されているようには見えないのだけど。

さて,このバッグはビジネス用だけあって,小分けのポケットがたくさんあってとても便利である。ただし,ここで,注意したいのがこれらのポケットの方向。3Wayバッグとリュック(2Way)バッグで違うのである。3Wayバッグは横持をメインとして想定されているからか,横に持った時にハンドルの方が上になるようにポケットがついている。一方,2Wayバッグは縦に担ぐことがメインだから,縦方向にポケットがついている。3Wayバッグでリュックのようの肩に担ぐと,ポケットから小物が出てしまう可能性があるので注意が必要だ。

その代わり,3Wayバッグは肩掛けベルトがついていて,肩に斜め掛けする持ち方が可能である。どちらが良いか,それは趣味の問題かと思う。

ということで,このカバンに今のところ不満はない。新しいカバンにモノを入れて歩くと少しワクワクする。いつまでこの高揚感が続くかわからないけれど,しばらくは気分よくカバンを担げそうである。

#このカバンのシリーズは,通勤電車の中で前にリュックを持つことを想定して,小型で,前持ち用のポケットがいっぱい付いているところがウリになっている。たしかに便利。通勤電車になんて乗らないけれど…



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