2022年6月19日日曜日

全く同じおみくじをひく

 実は今年になって,私は災難に見舞われ続けている。

奥歯が割れて部分入れ歯になったし,足首を剥離骨折してしまったし,そしてゴールデンウィークは手術のために病院のベッドの上で過ごすことになってしまった。厄年でもないのに,と思う。日頃の生き方に問題があるのだろう...

さて,私の散歩コースには少し大きな神社がある。夜の散歩が多いのだけれど,昼間に立ち寄るときには2ヶ月程度に一度おみくじを引く。私は占いは信じないけれど,おみくじは地方のあちらこちらの神社に参ったときに結構な頻度で引くのだ。まぁ,運試しである。

手術前,この神社でおみくじを引いた。結果は「末吉」。なにごとも今は耐えて待つべしという感じの内容が書かれていた。災難が続いているから,そうなのだろうと思いつつ,自らを省みたのである

手術が無事終わって退院し,リハビリのためにまた散歩を始めた。お礼参りも兼ねてまた神社に1ヶ月ぶりに立ち寄った。そしてあらためておみくじを引いてみた。運が上向きになっているかもしれないと期待を込めて。

結果は「末吉」。前回と変わりがなかった。おみくじに書かれていた内容を読むと...明らかに既視感がある。そう,手術前に引いたおみくじと全く同じものだったのである。私は,引いたおみくじは持ち歩いているので(新たに引いたら持ち替えるのだ),取り出して比べてみた。やはり全く同じ。おみくじの番号が一緒だった。

こんなことってある?って思った。たぶんおみくじは100種類くらい準備されていそうだけれど,全く同じ番号を2回続けて引くなんて。今,私の運勢は「末吉」で間違いがないようだ。

以前に,宮島の厳島神社でおみくじを引いたとき,「凶」を引いてしまって,また引き直したことがある。次に引いたおみくじは「凶」だった(書いてある内容は違ったけれど)。悔しくてもう一度引き直したら,またまた「凶」だった。さすがに怖くなって4回めを引くのはやめたけれど,今回のおみくじはそのとき以来の驚きの出来事だった。運がいいのか,悪いのか。

おみくじは自分の生活を省みるきっかけにちょうど良いと思っている。おみくじの言葉をもとに毎日の暮らしで至らぬ点を考えてみる。それが神様の言葉かどうかは,ちょっとよくわからないけれど,今回のおみくじの出来事は少なくともこれまで以上に真面目に生活を自省しようと思った。生活態度をあらため,健康になろうと決意した。

次回はどんなおみくじをひくのだろうか,楽しみである。

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