昔は自分の本棚を人に見せるのがためらわれたものである。それは並んでいる本のタイトルに自分の嗜好が現れているからである。
最近は,Googleの検索履歴が人に見せられない。これは自分の興味が「今」どこにあるかを表しているから,人には見せられない。正直,カタイ言葉ばかりを検索しているわけではない。
Youtubeの動画の視聴履歴は特にまずい。私が怪しい動画を見ているのがバレバレになる。エッチな動画とかならば笑い話になるけれど(そもそもYoutubeはそういった動画はないけれど),私の嗜好そして人格を疑うような内容だと困る(内容は内緒)。その上,通知を許可したりしていると,講義中でも私の嗜好に沿ったオススメ動画が画面の端に現れてしまったりして見ている学生たちはドン引きである。
そして,IMEの変換予測もかなりやばい。最近それが特に気になる。私はよくミス・タイプするのだけれど,以下のような誤変換がよく行われている。
「お願いいたします」>>「お願い遺体sます」
「資料を送ります」>> 「死霊を送ります」
特に二番目の文章なんて,相手に呪いをかけていることに他ならないではないか...
私がどんな文章をいつも書いているのか,推測されてしまう。こんな感じで誤変換されるたびに苦笑している。誤変換のネタはよく見聞きするけれど,私の言語空間はオカルトがいっぱいのようだ。私の嗜好が現れていて,とても人には見せられない。
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