2023年11月25日土曜日

寒いナッシュビル,活躍したのはユニクロのパーカーだった

 今年の春までColumbiaの黒いパーカを重宝していた。防水だけでなくオムニテックを用いた防寒のアウターとして日々の生活に大活躍していたのだけれど,この秋になって見当たらないことに気づいた。そういえば,クリーニングに出したのかどうかも定かでない。たぶん春あたり,どこかの飲み屋に忘れてきてしまったのだろう。ジャンパーを忘れるなんてこれまでにありえなかった失態なのだけれど,これも年齢のせいかとあきらめる(散々探してはみたのだ。まだどこかから出てこないか期待はあるけれど)。

以来,あちらこちらの洋服店やアウトドアショップで,ウィンドブレーカ的なパーカを探していたのだけれど,どうも良いものが見つからないでいた。メーカの派手なロゴなどがないのがいい。たとえばNorth faceだとあのロゴの刺繍が目立ちすぎる。着ている人が多すぎるし。軽井沢に行った際にはPatagoniaのショップも見てみたのだけれど,やはりロゴマークが目立つし,価格も高い。マムートもマークが赤すぎる。あちらこちらのショップは回ってはみたけれど,どうも安価で良いものが見つからない。それでも,そのうちどこかで見つかるだろうと特に焦らず考えていた。

しかし,10月末からのナッシュビルへの出張で,現地の気温を調べてみると晩秋の寒さ(最低気温2~3℃,最高気温15℃程度)ということがわかったので,薄手のユニクロのポケッタブルパーカだけでは急に不安になって,どうしようかと考えた。そこで出発の前日,結局購入したのがユニクロのブロックテックパーカだった。価格は7,000円程度。それでいて撥水・防風なのだという。ユニクロらしくロゴもないシンプルなデザイン。かっこいいとはあまり言えないとは思ったけれど,今回はとにかく見た目より実用性である。

着てみるとまずその軽さに驚く。アウターにおいても軽さは正義なのだと気づいた。防風も十分そうだし,防水性も高そう。そしてなにより価格が価格なので,気兼ねなく着ることができるのが良い。新幹線の中でも空港でも,そしてナッシュビルの街でも,Tシャツやジャケットの上に羽織って,期待に十分応えてくれた。こんな機能性が高いアウターが7,000円程度で購入できるなんて,私が学生時代,バブルの頃には考えられなかった。あのころ,なにもかもが高かった(そして丸井のカードをみな使っていた(私は使っていなかったけれど))。それに比べて現在はなんて値段に対してクオリティが高くなったのだろう。コスパ最高である。少し感動した。

ナッシュビルから帰国して,すっかり晩秋となった長岡でもこのパーカは大活躍である。邪魔になったらクルクルと巻いてバックパックに詰めれば済む。こんなに便利だとは思わなかった。何処かへ失踪したColumbiaのパーカはこれからも探し続けるけど,ユニクロのパーカはこれからも重用しそうである。

ナッシュビルの名所のJohn Seigenthaler Pedestrian Bridgeの入口でパーカを着て。

歩行者専用の橋として名所となっている。なぜか鉄塔と一緒に写真を撮る


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