パワーエレクトロニクスに関する国際学会ECCE2023に参加し11/4の夜に帰国した。今回もハードな出張だった。
羽田空港の荷物受取場所にて預けていたスーツケースを受け取ってみると,キャスターのひとつが壊れていた。キャスターの接続部がスーツケースのカバーを突き抜けて割れていた。ケースを引っ張るとキャスターがひっかかって,残念ながらもうケースを引っ張って歩くことはできないようだった。翌日,この重たいスーツケースを引きずってジャパンモビリティショーに行く予定だったので,これはたいへん困る破損だった。
正直「またか」と思う。これまでの海外旅行の経験で何度かケースは壊れている。これで壊れるのは何度目だろう…全然慌てない。まぁバッゲージロストの回数の方がずっと多いし。ただ,そういえばロストはこの10年は経験していないから,航空業界のシステムは随分改善されたのだろう。
さて,一緒に帰国した学生を先に帰し,私は航空会社の人に交渉を始めた。このときすでに21:45過ぎ。これから長い夜が始まる。でも対応した航空会社の人が丁寧でとても助かった。それでも,どのような対応になるかが定まるまでに30分程度はかかって,結局1つ代わりにスーツケースを貸していただけることになった。
私のスーツケースの選択基準は,(1) とにかく軽いこと,(2) キャスターがなめらかで静音であること,(3) ハンドルのガタツキが少ないこと,である。壊れたのはフレームタイプだったのだけれど,貸し出されたスーツケースもフレームタイプ,私が使っていたイオン製のものとそうそう変わらないクオリティのものだった(スーツケースは長く使うより,そこそこな期間で買い替える方針に最近はなっている)。もちろん,鍵もついているので文句の一つもない。
ただひとつ嫌だったのは,空港の待合場所でケースの中身を移し替えろと言われたこと。一週間の海外旅行帰りのケースの中身なんてひどい状態に決まっている!それを対応の女性と待合の人たちの前で開くなんて!とはいえ,一応下着等も整理して入れていたのですぐに移し替えたのだけれど,ちょっと配慮が欲しかった...(因みに荷物整理には無印良品の仕分け袋を愛用していて,たいへん便利。整理していて助かった)
23:00頃,ようやく手続き終了。航空会社の人にお礼を言ってホテルに向かう。さすがに十数時間のフライト後のこの対応はきつかった。翌日,寝坊してホテルの人に起こされた。やれやれ。
スーツケースは1ヶ月程度で修理されて戻ってくるらしい。壊れ方がひどかったので,どんな形で戻ってくるのか不安ではある。修理という対応は航空会社の規定なのだろうけど,もっと別の対応もあるのではないかとは思った。
#壊れたのが見つかったのが国内で良かった。これが海外だとほんと,大変なのだ。
壊れた箇所。キャスター取り付け部分がケース内にめり込んでいる |
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