2011年12月5日月曜日

就活を始めるにあたり,必要な3つのツール

就職活動が始まった.
大学教員としては,いきすぎた就活は
正直快く思っていないのだけれど,
(講義がある平日に,平気で説明会を開く.
この件については,いつか別記事で)
こんな世の中だから仕方がない.
学生のみなさんは頑張るしかないのだろう...

そんな話をある学生としていて,就活を始めるにあたり,
まず必要なものはなにかという話になった.
私が学生だった頃はバブルだったので
たいした就活はしていないのだけれど,
いま,私が就活するのであれば,
まず以下の3つを揃えると思う.

(1) 手帳

いまどきの学生ならば,スケジュール管理は
スマートフォンで,という人が多いと思うけれど,
私は紙の手帳を推す.
それも,100円ショップで売っているようなものではなく,
少なくとも1000円以上はする手帳をオススメする.

その理由は,少なくともすぐに2つ挙げられる.
まずはじめは,紙の手帳にはスケジュールだけではなく,
いろいろなメモを残すことができる.
文字だけではなく絵もあるだろうし,
付箋を貼っておくこともできる.
だから,カレンダー部だけではなく,
種々な書き込みができるスペースが多い手帳がいい.

私の愛用の手帳は,「ほぼ日手帳Weeks」.
以前は「ほぼ日手帳」を数年間使用していたが,
1日に1ページを書き込むほどのイベントは
私の日々には起きないので,1週間で1ページの
方眼ページが使用できる「Weeks」ぐらいがちょうど良い.
もちろん手帳の後部には75ページも方眼ページがあって,
アイデアや議事メモを書くのに重宝している.

次の理由は,いまだにスマホなどでスケジュールを
管理する人に眉をひそめる年輩者も多いということである.
説明会も終わり,担当の方々と話をしたりする.
そこで次の予定の話が出てきたときに,
手帳とペンをさっと出す学生と,
スマホ(または携帯電話)を出す学生のどちらの方が
好印象だろうか?
私はどちらも構わないのだけれど,
やはり手帳とペンの方が(とくに年輩者に)親近感を
持たれやすいのは事実のようである.

たしかにスケジュールがどんどん変更される場合には,
紙の手帳よりもずっと電子的なツールの方が便利である.
メールからのコピペも楽だし.

しかし,それでも私は紙の手帳の使用をオススメする.
もちろん,Quo Vadisでも,産能手帳でも,高橋の手帳でも良い.
使いやすいものを使えばいいが,とにかく紙の手帳に
ペンを使って書き込むのをオススメするのだ.
(私は,紙の手帳とスマホを併用しているが)


(2)ちょっと高級なペン

手帳の次はペンである.
これも100円程度のボールペンではない.
少なくとも500円程度の見栄えが少しはするものが良い.
私は使い勝手の良さから,JET STREAM3を使用しているが,
もしも私が「営業」を仕事にしているのであれば,
もっと高級ペンを使用することだろう.

やはり使用している手帳とペンの印象は強い.
安っぽいペンでは,相手の信用を得られにくいように思う.
私は,もうどうでもいいと思っているところもあるので(笑),
数百円の多色ペンを使用しているが,
(以前はパイロットのReporter4を愛用していた)
見栄えを気にするならば,Ramy2000あたりを使用すると思う.
(ただし,20000円程度はする)

やはり,かっこいい手帳,かっこいいペンは,
使用している人の印象をよりよくする.


(3) 名刺入れ

少し忘れてしまいそうなのが,この名刺入れ.
入れるのは自分の名刺ではない.
就活でもらった人の名刺を入れるのである.

就活の中で,いろいろな人から名刺をもらうことになるだろう.
まずは,両手で名刺をいただくこと.
次にその名刺はどこにしまうべきなのだろうか?
スーツのポケット?
最悪なのは,ズボンの後ろポケットに入れてしまうこと.
相手の名前(名刺)を尻の下にしくことになってしまうので,
失礼であること極まりない.

やはり名刺入れに,しまうのがいい.
この名刺入れはあまり価格が高くなくて良いのではないかと思う.
100円ショップの製品でも.
とにかく,相手の名刺を粗末に扱わないことが大切.
ちなみに名刺に,もらった日付などをメモすることも多いが,
もらった相手の目の前で書き込むのは
失礼にあたることが多いから気をつけよう(老婆心ながら).


ということで,以上3点が私のオススメする就活必須ツールである.

もちろん,スーツ,鞄,靴,その他も必要である.
それぞれについては,また別の機会に...

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