2021年8月25日水曜日

素晴らしい自然をバックにスケートボードに乗る!

 オリンピックにおける選手の活躍を見て,あらためて人気が盛り上がるスポーツがあるのは間違いない。私が今回競技を見ていてやりたいと思ったのは,「空手」ではなく,「スケートボード」である。非常に若い人たちが世界のトップに立って活躍している。素晴らしい競技である。

ただし,今回のオリンピックのパフォーマンスを見て,スケボーというのは体操やフィギュアスケートのようにやはり競技者の体重が軽い方が有利なのではないかと思った。となると,デブで年寄の私にはちょっと難しいかな,と思う。スノボーでさえ怖くてできないし。

それでもスケボーには憧れがある。なんといったって,「バックトゥザフューチャー」(BTF)で,主人公のマーティが乗るシーン!過去に行ったときは,まだスケボーはなかったから子供のおもちゃの乗り物のハンドルを取り外してスケボーにして乗りまわす。これがカッコいいんだなぁ。

未来に行ったときは,ご存じ有名なホバーボードに乗る。これは反重力装置でもなければ実現しないと思っていたけれど(映画の中でのマーティが訪れた未来は2015年だったけれど),今から5,6年前にレクサスだったかな,高温超電導体を用いた浮上を用いたホバーボードが開発されていたのを覚えている。もちろん,決められたルートの上しか移動はできないのだけれど,「まぁ,よくやるよ」との感想を持ったのも覚えている。本当のホバーボードは,どういう原理を使ったら実現に近づくかさえも思いつかないけれど,素晴らしい夢の乗り物だと思う。

ということで,スケートボードで映画といえばやっぱりBTFが一番有名だろうけれど,私が印象的だったのは「LIFE!」(原題:The Secret Life of Walter Mitty,ベン・スティラー監督・主演)である。内容は,大人のファンタジーなのだけれど,とにかく背景で描かれる風景が素晴らしい。主人公は雑誌(LIFE)社のさえない男性なのだけれど,スケボーの腕は素晴らしいことになっている。ある男を探して世界中を旅することになるのだけれど,このシーンではアイスランドでロングスケートボードに乗って雄大な自然の中,坂道を下っていくのである。風を切る主人公の姿が素敵だ。本当に主人公は気持ちがよさそうなのだ。彼はさえない空想家なのだけれど,旅の中で現実の世界でも自分が十分に素晴らしい人間であることを知る。夢がある映画だ。私は大好き。

話がそれたけれど,スケボーを始めるのならば,少年のように夢を見たい。でも実際は,転んだ時の痛みを想像して腰が引ける。私はもう夢を見れないほどに年老いたのか。

#最近,ベン・スティラーを見かけないなぁ。少し寂しい。

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