私は服装にほとんど頓着しない方で,ほとんどユニクロばかり着ているのだけれど,最近の若い人の服装は,私のようなおじいさんからみるとずいぶんと私が若い頃と変わってきている。
まず驚いたのが,Tシャツの下に下着を着るのが普通になっているということ。私が高校生くらいの頃は,Tシャツのというのは素肌の上に直接1枚着るものだった。当時のファッション誌を見れば,ジェームス・ディーンがリーバイスの501を履いて,その上はヘインズの白Tシャツ(赤パック)を着るというのがカッコいいと呼ばれる基本形だったと思う。日本でいえば,吉田栄作がそうだった。たしか袖口を少しまくっていたような。。。
しかし今では下着を着るのが普通らしい。たぶん乳首が透けて見えるなどの問題を解決するためだと思われるけれど,その下着も透けないようにするのがマナーらしい。今はユニクロの五分袖のTシャツが素敵だけれど,おじいさんになってTシャツを着るのが難しくなってきた。やはり筋肉が落ちて(特に胸)腹が出てきたからだろう。そのうえ,真っ白なTシャツも痛々しく見えるようになってきてしまった。肌のハリがなくなり色もくすんでしまったからだろう。
白Tを着ることができなくなってきたのは本当に悲しい。白洲次郎のジーンズ・白Tの姿の写真が残っているが,彼のかっこよさが本当にうらやましい。
#そもそもジーンズを履くこともためらわれるようになってきた。トシだなぁ。