みすぼらしい老人の悲しみ

 年をとって悲しく思うのは,特に飲食店などにおいて邪魔者扱いされることである。もしかすると多くはそうではないかもしれないけれど,一部ではやはりそのように感じてしまうのである。

たとえばファミレス。まだ混む時間ではなく空いている席も多いのに,通されるのはやはり人目につかない店の奥の二人用の席ばかり。空いているのであれば,景色が良くて荷物もゆったりとおける窓際の四人用のボックス席に座りたい。しかし,私のような老人は,街ゆく人たちから見えないように人目を避ける席に案内されることが多い。若い女性であれば,窓側に優先的に案内される。まぁ,店の戦略として理解できるけれども,案内される方としてはやっぱり悲しい。

私がこのブログを書いているよく訪れるコーヒー店では店員さんはやさしいし,席も自分で決めることができるから,人目を避けるような場所にいつも座るということはないけれど(もちろん,いつも1~2名席に座ってお店に迷惑をかけないようにしているつもり),一方で客として来ているカップルの目が厳しいような気がする。特に男性側の目が怖い。確かにこのお店はデートで来るのに選ばれるようなお洒落な雰囲気だけれど,私のようにユニクロを着たダサいカッコをした老人が客でいたとしても,もう少し温かい目で見てはもらえないだろうか,と思う。若い二人にとっては,私などは「お目汚し」だというのもわからないでもないけれど。。。

もしかすると,おしゃれな老人であれば周囲の人ももっと優しくしてくれるのかもしれないとも思う。だが私にはそれはなかなかハードルが高い。。。これからも,おしゃれなお店では陽の当たらぬ席に生える雑草として生きていくことになりそうだ。。。

コメント

このブログの人気の投稿

原発1基分をまかなう太陽光発電システムは

「遮断機」と「遮断器」

Categorize me!

電力需給バランスが崩れるとなぜ周波数が変化するのか

「サチる」に「ネグる」

三船敏郎の殺陣のすごさ,香取神道流の技

眠狂四郎「円月殺法」とは