私は神社を参拝することは大好きなのだけれど, まだ地元長岡の神社をすべてお参りできたわけではない。今回は,金運アップで有名な(らしい)高龍神社にお参りしてきた。
初夏,学会で長岡にいらした方も「高龍神社」にわざわざ参拝に出かけられていたくらい金運アップで全国的に(一部,龍神ファンに)有名だということは知っていたのだけれど,私は今回が初めてである。
長岡駅からは車で30分はかからない。神社には専用の駐車場もあるので参詣しやすいのだけれど,春から夏のシーズンは参拝者が多くてこれらの駐車場は満杯になることが多いのだという。今回は,先週に降った雪もまだ残っているくらいの寒さであったので,参拝者は少なく駐車場にもすぐに車を停められた。しかし,こんな肌寒い季節にこんな山奥にわざわざ足を運ぶ人がこんなにいるなんて。。。と驚くくらい人が多く,途中の山道では何台もの車とすれ違った。
高龍神社の駐車場に車をとめて,まずはその上流にある「不動社」に参拝しようとする。歩いて15分くらいの山道を登る。天気が良かったので,迷わず徒歩で進み始めたのだけれど,ひとり,谷沿いの道(舗装はされているのだけれど)を歩いていると熊と遭遇しないか,だんだん怖くなってきた。周囲に目を配りながら速足で歩き,社を見つけたときは少々安堵した。
「不動社」は,滝行などがおこわわれる神聖な場所である「不動滝」の上に建っている。普通に社務所が隣にあって,駐車場も完備。まずは人がたくさんいることに安心した。この不動社は1200年前に弘法大師が開いたということで不動明王が祀られている。
| 向こうに見える滝の下は修行場となっているらしく,階段がつながっている(常時閉鎖) |
早速,社にお参りをして,また駐車場まで坂を下る。下り坂は楽で時間も早いけれど,やっぱり熊が気になる。今度は春か夏に来よう。
あらためて高龍神社にお参りする。高龍神社は参道からいくと118段の石段を上った先にある。階段の半分のところまでエレベータがあるのだけれど,私は石段を登り始めた。そして60段くらい登ったところで,やっぱり後悔した。腿が動かなくなってくる。上から階段を下りてくる人に「頑張って」と励まされながら,なんとか社までたどり着く。これだけで達成感を得ることができる。
| 高龍神社の石段の上り口 |
| 石段の上にある社 |
早速お参りをして,仕事開運のお守りを購入し,恒例のおみくじを引く。「中吉」。しかし,仕事,待ち人,探し物,多くの項目に「失敗する」と書いてあった。どうもこれらの失敗を活かしてのちの成功につなげよ,とのお告げらしい。前途多難である。。。
上の社からみる風景は,まさに山中のもの。川の音も聞こえ,滝→蛇→龍への発展がここでも進んだのだろうと推測された。蛇は特に金運に関係が深いから,全国から参拝者が絶えないのだろう。ちなみに帰りは迷いなくエレベータを使用させていただいた。
本当は「奥の院」にも参拝しようかと思ったのだけれどすでに冬囲いされたとのこと。次の機会を待つことにする。
| 社の隣に龍が巻き付いた石柱が立っている |