2009年9月23日水曜日

サンフランシスコからサンノゼへ

9月20日に関西国際空港を出発して,
9月20日にサンノゼに到着した.
もちろん,日付変更線を越えたから
同じ日付に到着することができたのだけれど,
まぁ,この1日の得は帰国時に使うことになるのだ.
その上,サマータイムもあって結局
時刻が日本とどれだけ違うのか良くわからない.

フライトはユナイテッドの
関空-サンフランシスコ直行便.
どうもサンノゼへの直行便はないらしい.
またサンフランシスコへの直行便も
ユナイテッドだけのようである.

関西国際空港は17:10発で,
サンフランシスコ空港には10:50に着いた.
9時間40分の飛行時間だった.
結局サンフランシスコと日本とでは,
16時間の時差があるということらしい.

サンフランシスコからは,交通代を節約するために
陸路で行くことにした.それも鉄道を使った.
空港のインフォメーションのおじさんには,
Door-To-Door Vanを使った方がよいと進められたけど,
結構な値段がするので,鉄道にしたのである.

鉄道では,BARTからCALTRAINに乗り換える必要がある.
まずサンフランシスコ空港からMillbraeまで
BARTという鉄道で行かなければならない.
空港のインフォメーションのおじさんは,
まずSan Brunoまで行って,同じプラットホームに
到着する反対方向行きの鉄道に乗り換えろ,
と言われたのだけれど,これがいい加減な情報で,
それはWeekdayの道順らしい.
当日は日曜日だったから,Millbraeまで
直通便がちゃんと出ていた.
それに気づいて間違わずに乗車する.
たった一駅,5分ほどの乗車だったけれど,
チケットは4ドルもした.
かなり高い.

Millbrae駅でのCALTRAINの乗り換えは
非常に便利が良く,ただプラットホームを
移るだけである.
ただ4番と5番のCALTRAINのホームのうち,
どちらがSan Jose行きなのか理解するのに
時間がかかってしまった.
とはいえ,1時間に1本くらいの運行なので,
時間は十分にあったけれど.
結局5番がSan Jose行きだった.
ホームで,M工大学長のM先生とK先生にお会いする.
同じ会議で同じホテルということで
同行させていただく.

CALTRAINのSANTA CLARA駅までは6ドル.
(料金はゾーン制で,Millbrae駅のあるゾーン2から
SANTA CLARA駅のあるゾーン6までの料金)
約50分の道のりである.
これが2階建てのディーゼル車で,
思わず「でかい」とつぶやくほどの汽車であり,
その割りに車内は非常に狭い.
通路はスーツケースがやっと通れるほどの広さである.
途中,コワモテの乗車員がチケットを確認に来る.
チケットには乗ったゾーンと降りるゾーン,
そしてチケット有効時間(購入時から4時間)が
大きく書かれていて,それをちらりと見せるだけでよい.
同じ車両の2階に座っていた女の子がチケットを
持っていなくて(別の時間に購入したチケットを
持っていたけど),駅員に怒られていた.
無賃乗車はいけないよなぁ...

SANTA CLARAの駅に降りると,
とにかく陽射しが暑いのに気づく.
日なたに5分もスーツケースを置いておくと,
手も当てられないくらいに熱くなる.
湿度が低いので,体感は爽やかだけれど,
これは日焼けしてしまうから注意が必要かも.

SANTA CLARAからはVTAのバス#10に乗れば,
サンノゼ国際空港までは無料で行ける.
私の目的地のDouble Tree Hotelの近くにも
この#10のバスは巡回してくれるので,
無料でホテルまで辿り着くことができる.
結局サンフランシスコ空港から2時間位は
かかったけれど,10ドルで済んだ.
スムースに移動が済んで,ホッとする.
(VTAの通常の料金は1.75ドルだが,
10月1日から2ドルに値上がり予定とのこと)

途中の車窓から見た街並みは
高級住宅街という雰囲気.
汽車には学生が多く乗車していたけれど,
スタンフォード大学を始めとして,
多くの大学があるのだろう.
住みやすそうな街である.
一年を通じて天候もいいし(晴天日が300日!),
夏は涼しく,冬は暖かい気候だという.
まぁ,家賃は高いのだろうけど...

空港近くはビジネス街で,Deliショップは
土日はほとんど休み.
なんとかガススタンドのショップを見つけて
ミネラルウォーターと翌日の朝食のパンを購入.

そんなこんなで,ホテルの部屋にようやく到着.
初日は会議のReception Partyに一応顔を出す.

その後の話は,また別に.

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