テレビを見ていたら,「本麒麟」のCMが流れて,アース・ウィンド・アンド・ファイアの"September”が聞こえてきた。思わず「なぜ?」とつぶやいてしまった。たしかに爽やかな曲調なのだけれど,なぜこの2月の大雪の時期に?そう思うのだけれど,どうも日本では洋楽の歌詞の内容はあまり重要視されないらしい。
このことを強く思ったのは,WBCの野球大会の放映のときである。WBCのCMが流れるたびにジャーニーの「Separate Ways」が流れるのである。この曲は私が洋楽を聴きまくっていた中高生の頃,すなわち80年代の前半に流行っていた曲で,男女が分かれて別々の道を歩んでいこうっていう内容だったと記憶している。それがなぜWBCで流れるのか?どんな意図があるのか?私には全然わからない。
野球選手の画面のBGMで「Separate Ways」が流れるたびに,意味は関係なく曲調がカッコいいというノリだけで流しているのだとしたら,と考えると聞いているこちらが恥ずかしく思ってしまうのである。どうせだったら,サバイバーの「Eye of the Tiger」とかに代えてくれたらいいのに。。。
流れる洋楽の歌詞が,番組やCMの内容とあっていない例はまだまだありそうである。そのたびに私は少し,「アレっ」て思うのだろう。
以前,カップヌードルの宣伝でクィーンやヴァンヘーレンなどが歌っている画像に日本語の替え歌をのせていたCMがあったけれど,そちらの方がずっとセンスが良いと思う。
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