一応,うちの奥さんからは高級チョコレートを
いただいた.感謝.
チョコレートは実は大好きで,
仕事の合間にもちょくちょく食べている.
チョコレートはどうも人々に夢を与える食べ物のようで,
映画「チャーリーとチョコレート工場」をあげるまでもなく,
子どもだけでなく大人も夢中になっている.
芸術家の創作意欲もそそるようで,
以前も東京ミッドタウンの21_21 Design Sightに
第一回(!)企画展だった深澤直人が監督する
「チョコレート」という現代アートの展覧会を観に行って,
大変面白かった.
液状のチョコレートの中で
半裸の男女が抱き合う映像などは
確かに至福なのかもしれない,などと思った.
すべてがチョコレートに関係した作品で,
出てくる時にはすっかり多幸感に包まれていた.
(と同時に空腹感にも苛まれたけれど)
ジュネーブに出張に行ったときには,
Stettlerという専門店まで足を運んだ.
同僚とチョコレートを買い,ホテルでビールと味わった.
皇太子妃が皇太子に贈られたチョコということで,
高級感あふれる店内を期待したのだけれど,
その皇太子妃のお話が載っている日本の
女性雑誌の切り抜きが飾られていて,
少しがっかりしたのを覚えている.
しかし,チョコレートについては,
あの甘み,苦味,色,口触り,
いろんなことについていくつも語ることができる.
なぜこんなにも幸福感が味わえるのか.
それはチョコレートは神様が人間に
教えた食べ物だからなのである.
美しい羽毛をもち,蛇の形をした
アステカの神,ケツァルコアトルが
人間に初めて紹介したことになっている.
やっぱり...
とても人間の仕業とは思えないものね.
(写真はケツァルコアトル@グリコピア神戸)
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