2010年12月22日水曜日

ひとりで過ごす時間を持とう

明日が休みだったなんて!
夕方,打ち合わせの途中であらためて認識した.
もちろん,23日が休みであることは
前々から承知していたけれど,
それが明日だったとは!
なんどもメモ帳を見ているはずなのに,
恥ずかしい...
つまりは,心に余裕が無いのだ.

しかし,明日が休みだと大変困る(参った...)
やろうと思っていた仕事が
全然終わらない.
年内に今年やろうと思っていた仕事は
終了するのだろうか.
本当に心配になってきた.
明日は家で仕事をしよう...

しかし,家にいるときくらいは
子供と遊んだり,音楽を聴いたり,
本を読んだりしたいんだよなぁ.
もちろんそしてゆっくりと酒を飲む.
そうして過ごす休日ほど,今は
うれしいことはない.

学生の頃,休日になると
ひとりで過ごすのが大好きで,
下宿近くの駒沢公園で芝生に寝っ転がって
本を読んでいたり,
部屋に戻って,ワインを片手に
フライドチキンと食パンを食べたり,
なんと贅沢な時間を過ごしていたのだろうと思う.

五島美術館にも出かけたし,
神田で書店巡りも大好きだった.
もちろん映画も何本も観た.

すべて「ひとり」というところがミソで,
(別に恋人がいなかった,ということではなくて)
誰にも気を遣わずに過ごす時間が
本当に大切だった.


誰ともしゃべらないで済むならば,
一週間くらい全然しゃべらないでもいられた.
(まぁ,銭湯のおじさんに挨拶くらいはしたけれど)



私が一番長くひとりでいた時間,
それは学生の頃,3週間くらいアメリカを旅していたときかな.
ひとりで移動し,次の町でホテルをとって,
ひとりで泊まった.
途中友達にあったり,ユースホステルに
泊まったりしたけれど,基本的に独りで過ごした.
その時間がなんとノビノビできていたことか!
人のしがらみから遠く離れていた.
(旅のはじめと終わりは国際学会に参加したのだけれど)


ダライ・ラマも一日のうち,ひとりで過ごす時間を
持ちなさい,と言っているが,
現在となってはそれが大変贅沢な望みで
あることを思い知る.
家庭を持てば仕方ないとは思うけれど,
それでもひとりの時間は必要だ.
私などは毎日の通勤時間,車中で
独りでいられるけれど,うちの奥さんなどは
本当に気の毒だと思う...

学生の中には,ひとりで時間を過ごす,ということを
恥ずかしく思う人も多くいるようだけれど,
そんなことは全然無い.
むしろ若いときほど,ひとりで過ごす時間を
多くもった方が良いと心から思う.
年をとってからでは,遅すぎる.

#山に籠もることが若い頃からの夢なんだけれどなぁ.
でもシャワートイレが無いといやなんだよなぁ.

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