2017年5月9日火曜日

青くさき新緑の毒素は世に満てり

もう夏かと思うような暖かさ,いや暑さが続いている.まだ5月なのに.
山は新緑と呼ぶにはもう遅いような黒々しさをもっている.

このように力強い緑色が山々に映えるようになってくると,緑が快いなんてとても言えなくなる.あまりの緑の荒々しさにむせかえるようだ.

以前にも同様なことを思った詩人がいたらしく,「新緑の毒素」などという詩を書いている.それは高村光太郎の「レモン哀歌」に収められている.

青くさき新緑の毒素は世に満てり

高村の気持ちもわからないではない,今の季節である

0 件のコメント:

コメントを投稿

人への話しかけかた

 私は少なくない頻度で,見も知らない人に話しかけることがある。もちろん一番多いのは,学生相手だけれど,街中でも知らない人と会話を始めることが結構な頻度である。 街中では話しかけられて会話が始まることが多いけれど,学内では学生に私から話しかけることが多い。他愛のない話をするのである...