テレビの生放送で「さらば青春の光」の森田哲矢が,白の初代レンジローバーを658万円で購入したとのニュース。これはたしかにカッコいい車。ボディは四角く,ライトは丸い。白いベースに黒のボディラインとタイヤ,そしてオレンジのランプ。色の取り合わせも最高。彼はずっと欲しかったのだという。この価格の自動車を即決で購入できる財力がうらやましい。私には一生できない買い物である。
車の運転が趣味というわけではないけれど,私にも欲しい車はいくつかある。
まずは,映画「ブリット」で惚れたマスタング ファストバック 1968年式。サンフランシスコの坂の多い市街で,ダッジ・チャージャーと繰り広げられるカーチェイスシーンを観たときに(画面に少し酔ったけど),そのカッコよさにしびれたのである。スティーブ・マックイーンの渋さとあの深緑色のボディがまたあっているのだ。何年か前に,「ブリット」の名前を冠したマスタングの新モデルが出たけれど,やっぱり昔の丸いライトがいい。
そして,マスタングのクラシックモデルは映画「ジョン・ウィック」でも活躍している。これは1969年式らしい。車体はボロボロになってしまうのだけれど,やはり深緑色のボディがカッコいい。マックイーンもカーレーサーだったから運転テクニックはすごかったけれど(マックイーンは映画では多くの部分をスタントマンに任せたらしいけど),キアヌもすばらしいドラテクを映画の中でいくつか自分で披露している。私にパワステがないあの頃のマニュアル車を運転できる自信はないけれど,やっぱり車の姿がカッコいいのだ。いつかタイヤを鳴らして乗りたいものである…
私も,トヨタの豊田章男前社長ではないけれど,ガソリンを垂れ流して走るような車が好きなのである。この日本で車を楽しむとしたら,信号から信号への加速だけだ。ならば巨大な馬力のアメ車なのである。そして,やっぱりマックイーンが乗ったクラシックなマスタングがいい。
#もっとおじいさんになったら,「ピンク・キャデラック」。これはC.イーストウッドだ。そしてその前に,「濱マイク」のナッシュ メトロポリタンに乗るのもいい。「The Batman」の黒のシボレーコルベットスティングレーのクラシックも素敵だ。
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