2023年7月1日土曜日

東京工業大学 合氣道部 55周年記念行事

 先日,私の母校において私が9年間属していた合氣道部の55周年記念会が開催された。仲間に久しぶりに会うことができ,たいへん楽しかった。前回は50年記念会で盛大に開催されたので,今回はそこそこの人数でミニ記念会のはずだったのだけれど,いざ集まってみると70名を超える大人数。みんな合氣道部を愛しているのだなと再認識した。

55周年ということで55代のOB・OGが集まったのだけれど,私は第20代。私のあとに35年分の後輩がいることになる。実は私は在学中の9年間も部に通っていたので,9年分の先輩,後輩とは一緒に稽古したのだけれど,それ以外の人とはほとんど面識がない。それでもみな和気あいあいとお酒を交えてお話しすることができた。共通の経験,価値観があるからなのだろう。

話は少し変わるけれど,合氣道の技にも誰から学んだかによって技の特徴が違っていたりする。私はこれを「文法」と呼んでいるのだけれど,同じ先生から学んだ人たちと稽古をすると,文法が同じ,すなわちルーツが同じ感覚がする。一方,別の先生から学んだ人たちは基本は一緒なのだけれど,どこか違うのである。もちろん他流派の技に比べれば「同じ」なのだけれど。やはり誰から学ぶかによって,その伝えられる「感覚」(癖ではなく)が異なり,それが技に現れるのだろう。

同様に同じ合氣道部で長い時間を過ごした仲間は,技だけでない,日常の中にも表れる,同じ立ち居振る舞い,考え方などが影響をしているのだろう。だからこそ,長い間離れていても,すぐにまた現役時代のように笑いあえる。本当に素敵な関係になっている。

一部のひとたちで集まった二次会の面々を見ていると本当に涙が出そうになった。30年以上も経ってもまたこうして集まって,くだらない話がすぐにできる。そんな仲間はそうそう見つからない。私は幸せだ。

次は60年記念会かな。私も還暦になる。まずは元気で参加することが目標だ。

#ほんと,年寄りの記事内容だ…

0 件のコメント:

コメントを投稿

壊れてしまったラジオ

深夜ラジオは中高時代の受験勉強の友で, オールナイトニッポン やミスDJリクエストパレード(川島なお美,飯島真理,斉藤慶子なんてよかったなぁ)を毎晩のように聞いていた(新潟は毎日放送もよく電波がはいったのでヤングタウンもよく聞いていた)。ラジオ番組を特集した雑誌なんてのも良く読ん...