2023年10月28日土曜日

ホーチミン市工科大学訪問(1)ベトナムは着実に発展している

 私が努めている長岡技術科学大学と交流関係が深いホーチミン市工科大学を,19日(木),20日(金)に訪問してきた。18日の夜にホーチミン市の空港に到着。翌日朝7:30からホーチミン市工科大学で開催されていた電気関係の国際会議ISEEに参加し(私は特に発表もなかったのだけれど),その後先方の大学の電気関係のDeanや国際交流関係の部署の方々と打ち合わせし,その後,現地の企業なども訪問し,金曜日の23時近くに日本に向けて出発するフライトで帰国する弾丸ツアーであった。

とはいえ,私はベトナム関係の学事を主として担当されている先生に同行する形であちらこちらについて行っただけなのだけど。主担当の先生は,そのあちらこちらで交渉をしてくださっていて,私は笑顔で相槌を打つか,ときどき「えっ」という顔をしてこちらが不満をもっている雰囲気を伝えるだけの役割だった。すみません。だけど,ちょっと疲れた。

さて,ベトナムを訪れるのは3年ほど前にハノイ工科大学を訪問して以来の2回めである。ホーチミンはもちろん初めて。帰国の日に初めて,ホーチミンはサイゴンだったのだと知った。そうなのか!私が観た「ミス・サイゴン」はこの町が舞台だったのか!と思うだけで感激した(感激したのは最終日の昼だったけれど)。いつか観光もしてみたい。。。

さて,ハノイと変わらずホーチミンも交通の混雑状態がひどい。街のあちらこちらでクラクションが鳴らされているし,バイクは交差点においては歩道に乗り上げて信号待ちをするくらいである。特にバイクは歩行者スレスレを走っていたりして,私はビクビクしながらホテルから大学までの道筋を歩いた。

しかし,街がハノイではなくホーチミンと違うこともあるのかもしれないけれど,2020年にベトナムを訪問したときよりも街がずいぶんと洗練されていることがはっきりと感じられた。また街を走っている車もずいぶんと高級車が増えている。つまりはベトナムの発展が,このホーチミンという都市でははっきりと現れているということである。遠くをみれば,高層ビルが立ち並ぶ区画もあり,そこでスタバなどを楽しむ学生たちも裕福そうで,日本で貧乏学生ばかりを見ている私からは,ホーチミンの学生たちの方が学生生活をエンジョイしているように思えた。

もちろん,貧困の差ははっきりあるのだろうし,私が見た人たちは一部の裕福な層であることは間違いなのだけれど,街を行き来する人たちのグレードも確実に上がっているような気がした。みなさん,小綺麗な格好をしていて,前回ハノイを訪問したときに見かけた,日本の古い昭和のファッションをしているような人たちが見かけられなかったのである。あちらCOACHやNIKEなどのブランドショップもあったし。

あぁ,活気がある国っていいなぁ,としみじみ思ったのである。

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