2023年10月21日土曜日

ハロウィーンといえばThe Nightmare before Christmasではないのか

10月31日といえば,ハロウィーンである。 

学生とハロウィーンについて雑談していて,ハロウィーンといえば映画「ET」が思い出されるなどと話していたのだけれど,私が"The Nightmare before Christmas"と言っても誰もピンと来ていないのを見て少しショックを受けた。

(まぁ,ハロウィーンといえば普通ホラー映画の「ハロウィーン」シリーズを思い浮かべる人が多いのだろうけど)

ネットで調べて,ガイコツ姿のジャックの姿を見て初めてそれが私の言った映画の主人公だと理解してもらったのだけれど,あれだけ有名だったはずの映画が今の若者には認識されていないということに少し傷ついた。

"The Nightmare before Christmas"は,ティム・バートン監督のストップモーションのようなCGのようなアニメーション映画で,主人公のジャックの姿をみれば今でもあちらこちらにキャラクター商品が売られているから,あぁ,あのキャラクターか,と思ってくれる人も多いことは多いのだけど。

しかし,ネットで調べると公開は1993年だというから,今の学生が知らないのも無理はない。私は当時この映画を観て興奮し,「ティム・バートンすげぇぜ!」などと言っていたのだった。当然,同じような3Dアニメの"Tim Burton's Corpse Bride"も観ている(2005年公開らしい)。

登場人物のデザイン,映画のどこか懐かしくて気味の悪い背景,そしてサンタクロースを誘拐し自分たちでクリスマスを祝うという素晴らしいストーリー。どれをとってもハロウィーンに観るべき映画だと思う(と,自信を持ってこの文章を書いていたのだけれど,実はこの映画はクリスマス映画なのではないか?との疑問が...)。

主人公ジャックのあの異常に長い手足。ヒロイン サリーの口裂け女具合,そして市長の円錐形の体格など,キャラクターデザインが本当に素晴らしい。だから今でもグッズが売れている。そして,ジャックはパンプキン・キングのジャックなのだ(つまりハロウィーンのジャック・オー・ランタン)!この映画はミュージカルなので彼は歌って踊る!このシーンがまたよくできている。音楽はダニー・エルフマン。オープニングからして間違いがない。

この映画を観ないで育った子供なんているのだろうか,と思うくらい私は,この映画はディズニーかジブリか,くらいのメジャー映画のような認識でいたのだけれど,実際は全く違った。そこで私はここに言う。この映画を観ずして,ハロウィーンやクリスマスを迎えるべからず,と

この映画は,今はディズニー・チャンネルあたりで観ることができるらしい。家族でぜひぜひ観てほしい映画である。

#パンプキン・キングといえば,コミック「ピーナッツ」で,ライナスが(私はチャーリー・ブラウンだと思い違いをしていた),「かぼちゃ大王」を信じていた,というスヌーピーの場面を思い出すのだけれど,こちらの方も話していた学生は誰も知らなかった...

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