2011年6月22日水曜日

「走る」のに,カッコから入って何が悪い

今日は夏至であった.
そんな日の長い夕方,また40分ほど
ジョギングをすることができた.
すこぶる気分が良い.

関東は,今日の気温はたいへんなことに
なっていたようだけれど,
関西はどんよりとした曇り空.
気温は,それなりに上昇して,
走り出した夕方になっても,もぁっとした
蒸し暑さが路上に残っていた.
それでも,こうして季節を感じて
走ることがうれしい.

私が走るのは,マラソンなどの
長距離走を指向した「ラン」ではまったくない.
あくまでも健康(それもそこそこの健康)を
目指した「ジョギング」である.
したがって,「速く」とか,「遠く,長く」とか,
そうした高尚な目標は最初から掲げていない.

ではなにが指標かというと,
「かっこよく走る」ということに尽きる.
見苦しくなく,颯爽と走っていればいいのである.
顔にも余裕の表情を浮かべながら走る.
これが大切.
そもそも私のようなむさ苦しい顔の男が,
汗をだらだらとかきながら走っているだけで,
ずいぶん見苦しいのである.
そこに,さらにスピードを上げてゼイゼイと
苦しそうな表情をしながら走ったり,
ピッチ走法やストライド走法をおこなって,
いかにも速く走ることが目的です,という感じで
余裕無く走るのがいやなのである.
こんな記事は書いていましたが

あくまでも笑みを浮かべながら(実際走っているときは
笑ってませんが),余裕の表情で
軽やかな足取りで走るということが大切なのである.
自然と,気持ちも楽になって,
楽しく走ることができるのである.
だから,季節を楽しむ余裕がある.

私はつねづね,カッコから入ることの大切さを
声を大にして言ってきた.
そういうと,みんなは笑うけれど,
礼法も,武道も,型を通じて大事なことを
習得するのである.
そして,そのモチベーションも高めているのである.

「走る」ことだって同じである.
カッコから入ったっていいじゃないか.
だから私もシューズを新調することから始めたのである.

しかし,いかにも「走ります」という格好はダメ.
サングラスや特殊なシャツやランニングパンツは
生理的に受け付けることができない.
そこらへんは,好みの問題なのだろうけれど,
自分がそうしたウェアを身につけて
スカして走っている姿を想像するだけで,
身の毛がよだつ(笑).

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