ECCE2010のオープニングの
プレナリーセッションは,
CO2削減,エネルギー消費低減,
機器の効率アップ,という話ばかりだった.
(シュナイダー・エレクトリックや
イートンによるスマートグリッドを絡めた
機器の話が中心だった)
昨年の,テスラ・モーターズや
IPCCによる温暖化の話とは
少し話題が変わりつつある.
やはりオバマ政策のせいか,
この分野に追い風が吹き始めていることは
確かなようだ.
イートンの副社長がこう言っていた.
「あなた達の中に電気工学者はいますか?」
(もちろん会場のみんなは挙手)
「それは素晴らしい.
あなた達は世界を変える機会がある」
そのとおり.
電気工学者はこれから世界を変えなければならない.
持続可能な社会へと変化するための
テクノロジーを開発し続けなければならないのである.
特にそのキーであるパワーエレクトロニクスの
研究者は中心となって活躍しなければならない.
各プレゼンタの講演内容は新味の
あまりないものだったけれど,
世の中がその方向で動き始めているということが,
このプレナリセッションでよく実感することができた.
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