かなり小規模のライブネット放送が行われることがある.
音声だけではなくて,TV放送と同様,
ライブ動画配信である.
私のネットラジオなど大好きだから,
どんなものかとUstreamを見てみることがある.
どれくらい小規模かというと,
画面の下に「OOO人視聴中」などと表示されるのだけれど,
350人などという人数となっている.
これが日本全国で,という数である.
しかし,たぶんその経費はTVなどに比べて
ずっと低いだろうから,個人でも実現可能なレベルの
動画配信なのだ.
これがこの先注目を集めることは間違いないだろう.
どんなことだって,動画配信できるようになるのだから.
TVなどの「検閲された」「編集された」情報とは違って,
全く質の異なる情報を発信することが出来る.
これまでもTVなどでは配信されにくい
電波の利権の問題や政治問題,検察の問題などで
ソフトバンクの孫氏やホリエモンなどが対談した番組などは
ずいぶんと多人数の視聴者がいたようである.
今後もこうした情報発信は,必要とされるし,
私も視聴したいと思う.
しかし,視聴者が先に述べたように
現状かなり少ないことが問題である.
一般の人が,こうした動画発信に触れる機会は
ほとんどないだろう.
現在は,俗に言うアーリーアダプターだけが
視聴している状態である.
これをいかに一般化していくかが課題である.
そうした動画発信のビジネスモデルが確立されるまで,
Ustreamのような新しい芽が枯れない,あるいは
摘み取られないようにしていかなければならない.
(こうしたものはすぐに既得権のあるメディアに
つぶされてしまいそうだと心配している)
私たちは,こうした新しいものに飛びつく必要はないが,
将来有望だと思われる技術には注意を払い,
うまく育てていかなければならないのだ.
いままでは無責任だった視聴者も
変わり始める必要があるのだと感じ始めている.
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